足立美術館の魅力をご紹介。美しく完璧な日本庭園!



足立美術館で「美」に浸りませんか?ここは、近代日本画を中心とした登録博物館です。メインは「庭園と絵の調和」で、これを目当てに各地からたくさんの方々が足を運びます。きれいなものを見て癒されたい、和みたい、という人には是非オススメしたいスポットです。島根県にある施設で、JR安来・米子駅、玉造・皆生温泉、全日空ホテルからは、無料のシャトルバスが出ています。初めてこの地域に行く場合でも、無理なく立ち寄ることが出来る観光名所ですよ☆

足立美術館とは?

足立美術館は、島根県安来市に1970年に開館した美術館で、同市出身の実業家であった足立全康が、生涯をかけて蒐集した美術品と、形造った庭を展示してあります。

1万坪に余る敷地面積と、見事な日本庭園、そして日本を代表する画家である、横山大観を始めとする日本の宝とも言える作品を貯蔵しています。敷地の広さに驚くだけでなく、美しく完璧な日本庭園に、感動を覚えます。

足立美術館の魅力

貯蔵作品数約1500点、しかもその中に横山大観作品が約120点という他に類を見ない規模の貯蔵であり、常設展示でそれらを順次公開しているという、美術史的にも貴重な作品を見ることが出来る美術館です。
更に造り込まれた日本庭園は一幅の絵画のような美しさです。

この美術館を堪能する事で、日本人の美へと向かう真摯な姿勢を学ぶ事が出来るでしょう。
更には、アメリカの日本庭園専門誌の「Sukiya Living The Journal of Japanese Gardening」で、12年連続で日本庭園ランキング1位を受賞したという、海外からの高い評価も見逃せないポイントといえるでしょう。

みどころ・オススメポイント

日本庭園

この足立美術館の庭は、庭を一幅の絵画と見立てた作品群と言えるでしょう。白砂と、巨石によって美しく整えられた枯山水の庭、白砂の海の間に間に緑の苔に覆われた大地が浮かぶように在る苔庭、もみじが美しい寿立庵の庭には、唯一降りることが出来ます。

また、寿立庵は茶室になっていて、時に忘れられたような静かな一時を過ごせます。白砂青松庭は、横山大観をこよなく愛した足立全康が、その絵画、「白沙青松」をモチーフに造り上げた庭で、白い砂の上に浮かぶ大小様々な松の美しさが奇跡のような風景を現出しています。

鯉の泳ぐ池庭は、水面のさざめき、そして映り込む風景を楽しむ事が出来ます。亀鶴の滝は、これも横山大観の「那智乃瀧」をイメージして造られています。

【横山大観の世界観を味わえる2つの庭】
白砂青松庭では、横山大観の名作である白沙青松をモチーフに、足立全康が心血を注いでつくった庭園です。なだらかな白砂の丘陵に大小の松をリズミカルに配置しており、大観の絵画世界を見事に表現しています。

また、足立美術館の主庭の枯山水庭では、自然の山々と人工の庭園との調和をみることができます。雨上がりには左側には虹がかり、庭園には光がさし色彩の美しさを感じることができます。

【生の額縁!?】
この庭園の他とは違う魅力は、立体絵画たる所以ともいえる演出です。絵画を見るような気持ちで庭を眺められるように作られているのです。

建物の窓を大きく一枚ガラスで仕切り、まるで窓が額縁となって庭園が一枚の絵のように見える「生の額絵」や、同じように縦長に作られた窓の向こうに山水画がかかっているかのように見える「生の掛軸」など、広大な庭園を一部分切り取って生の絵として楽しむことができます。

横山大観

横山大観は、茨城県に生まれ、東京美術学校第一期生として、岡倉天心や橋本雅邦の薫陶を受けました。明治31年、天心指導のもと日本美術院の創立に参加。新しい日本画の創造に邁進した美術の先駆者でもある人なんです。

大正3年に美術院を再興すると、以後院展を中心に数々の名作を発表。昭和12年には第1回文化勲章を受章し、明治・大正・昭和と日本画壇をリードし続けた歴史に残る人です。

【絵画蒐集のエピソード】
足立全康の蒐集への情熱は定評のあるところですが、中でも一番思い出深い出来事といえば、昭和54年に北沢コレクションの「紅葉(こうよう)」「雨霽る(あめはる)」「海潮四題・夏」をはじめとする大観の作品群を一括購入したというエピソードが残っていることです。

それだけ足立全康の思いがこもっているのが、足立美術館なのです。日本美術ファンは一度は必ず足を運ぶべき場所といえます。

北大路魯山人


陶芸、書、絵画、更には料理まで、様々なジャンルに特出した才能を発揮した近代美術の異色の芸術家として有名な芸術家です。

足立美術館には金らむ手津本と呼ばれる「金襴手壷」などの作品が貯蔵されています。
この壷はまるで金襴の織物のようだという事でこの名になったとう程豪華な作で、他の魯山人の作風とはやや違った雰囲気があります。

河井次郎

河井次郎は、島根県安来市に生まれ。東京高等工業学校窯業科を卒業後、京都市陶磁器試験場に入所し、釉薬の研究に励みました。

大正9年、京都市五条坂に工房「鐘溪窯」と住居を構え、東洋陶磁器の技法を駆使した作品で評価を得ましたが、後に柳宗悦らに影響を受け、民藝運動に参加。戦後になると、独自の造形美を追求し、自由奔放な作品を生み出し始めました。足立美術館では、河井次郎の晩年の作品を見ることができます。

平櫛田中

平櫛田中は、岡山県に生まれ。明治30年に上京し高村光雲に師事。兄弟子であった米原雲海に強く影響を受けながら独自の作風を開拓しました。

はじめは主に仏教彫刻を制作し、大正3年には日本美術院同人となり、その後塑造研究に打ち込み、昭和になると肖像彫刻、さらには古法に倣った寄木極彩色を取り入れた。足立美術館には、仏教彫刻において、田中の表現が最高潮に達した頃の力作があります。

林義雄

足立美術館には、林義雄の童画カレンダーが販売されています。平成22年(2010)104歳で亡くなった林義雄先生から子どもたちへの贈り物として作られたもの。

このカレンダーでは、足立美術館が所蔵する林義雄の童画、童塑のすべてをご紹介しています。林義雄が子どもたちに伝えたかった思いが詰まったものになっているので、大切な人へのプレゼント、子供さんへのお祝いなどに添えると喜ばれます。

茶室

【寿楽庵】
寿楽庵には壁をくり抜いて庭を掛け軸のように眺める事の出来る生の掛け軸があり、招福・延命に功ありととされる純金の茶釜で点てたお茶をいただく事が出来ます。

双幅の「生の掛軸」を眺めながら、安らぎのひとときをお過ごせるとても静かで優雅な場所になっています。ここは椅子席で気軽にお抹茶を楽しめるので足が不自由な方でも気軽に訪れることができますよ。見学、抹茶料は1000円。

【寿立庵】寿立庵は、京都・桂離宮にある「松琴亭」の意匠を写して建てられた茶室です。館名にちなんだ庵号は、裏千家15代前家元・千宗室氏(現千玄室大宗匠)によって命名されました。ここの庭は飛び石を伝って見学する事が出来ますよ。

杉苔が色鮮やかな茶庭を、飛び石伝いに散策したり、秋には楓の紅葉を眺めながら至福の一服を楽しむことができます。見学料・抹茶料 1,500円(税込)です。

喫茶室

【喫茶室 翆】
喫茶室の翠は喫茶中心で飲み物とデザートがあります。飲み物はコーヒーや紅茶、抹茶ラテやソフトドリンク類がそれぞれ1000円となっています。

枯山水庭を一望しながら、香り高いコーヒーや人気の抹茶ラテなど、お飲物やデザートをお楽しむと、とっても心が穏やかな気分になれると評判です。1杯はお高いですが、景色料と考えると全く損のない価格ですよ。

【喫茶室 大観】
大観には軽食もが用意されているので、ランチタイムに立ち寄るのがおすすめです。飲み物やケーキの他に各1200円でカレーや笹巻きおこわ等、1400円で特製ビーフシチューがあります。大観ではドリンクセットは+400円で頼む事が出来て、各ドリンクも800円になっているようです。

ケーキも550円で色々種類が選べます。水量豊かな池庭に囲まれた喫茶室になっているので、さわやかな印象のある景色を楽しめます。

口コミ

  • 一度は行ってみたかった庭園美術館でした。本に載っていた通りのどこから見ても美しく素晴らしい庭園でした遠くの山々を借景として庭が造られているあたりは、静かでありながらダイナミックさを感じます。館内のティールームやお茶室からもその美しい庭園を楽しめるようになっています。秋季特別展での横山大観の”紅葉”もとても綺麗でした。創設者の言う「美の感動」に私なりに触れることができ嬉しく思いました。不便なところにはありますが、またいずれ新緑の頃のお庭も眺めてみたいです。
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  • 庭の美しさ、そして美術館そのものの美しさ、そして収蔵作品の素晴らしさ、全てで感動出来るようです。

    「足立美術館」の基本情報

    ■ 基本情報

    • ・名称: 足立美術館
    • ・住所: 〒692‐0064 島根県安来市古川町320
    • ・アクセス: 安来駅から無料シャトルバスで約20分/山陰道の安来ICから車で約10分
    • ・営業時間: 4月から9月:9時から17時半、10月から3月:9時から17時
    • ・定休日: 年中無休/新館は入替え休館日あり
    •       平成27年8月20日から25日、10月13日から16日、11月4日から5日
    •       平成28年1月28日
    • ・電話番号: 0854-28-7111
    • ・料金: 大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小学生500円
    • ・オススメの時期: 秋(紅葉の季節)
    • ・公式サイトURL: https://www.adachi-museum.or.jp/







    足立美術館についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?自然の力や美しさを感じことが出来ると思います。どのような石・砂が使われているかな?池の位置は?など、細かく見るほど虜になってしまいますよ♪季節によって雰囲気も変わりますし、それだけではなく、入園をする時間帯によっても異なる世界が見えてきます。庭園は、写真を撮影しても良いということですので、自分のお気に入りのショットを撮ってみてください☆日本の文化に浸って来てくださいね。

    素材提供:トリップアドバイザー
    最終更新 : 2015年09月02日

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    美術館・アート 

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