国立国際美術館はキッズイベントも充実!家族で行こう。

柔軟な思考を持つ子どもたちには、ぜひアートと親しんで表現力や創造力を豊かにしてほしいものですよね。そんな子どもの表現力や感受性を高めたい親御さんにお勧めしたいのが、国立国際美術館のキッズイベント。美術館というアート専門の空間で、普段お家や学校ではできない表現活動を体験できます。もちろん子どもだけでなく大人も楽しめますよ!

1.国立国際美術館とは?

国際国立美術館とは大阪市北区中之島にある美術館で、独立行政法人国立美術館が管轄しています。戦後の国内外の現代美術を中心に常設展示されていますが、それ以外にも企画展示としてさまざまな美術品を展示しています。各種イベントも行っています。

美術館の歴史

1977年に国内外の現代美術を中心とした作品を収集・保管・展示、関連する調査研究することを目的にオープンしました。建物は1970年に開催された万国博覧会で使われた万国博美術館を活用。長年にわたり、歴史を刻んできましたが、建物の老朽化により2004年、現在の中之島に移転しました。

現在でも多くの人々が訪れる国際国立美術館は2006年の入館者数、約179万人で国立博物館・美術館で最多になりました。この美術館は1970年(昭和45年)に日本万国博覧会が開催された際に世界各国から集められた美術品を展示するために建設されたものです。現在元の建物は取り壊されています。

まるでアート!近未来的な建物

竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザイン。建物自体がすでにアートを感じます。が、展示スペースは世界でも珍しいなんと地下にあります。

国際国立美術館がある中之島エリアには文化施設がたくさんあります。その中でも遠くから目を引くのが国際国立美術館。建築したのはアルゼンチン出身のシーザー・ペリ。入り口からエスカレーターで地下に降りていきます。施設内は隙間から差し込む自然光が柔らかな印象を与えてくれます。

現代美術中心としたコレクション

第二次世界大戦以後の国内外の現代美術を中心としたコレクションを抱え展示しているほか、様々な企画展が催されています。

収蔵アーティストは、ベルント&ヒラ・ベッヒャー 、トーマス・デマンド 、ゲルハルト・リヒター 、ソフィ・カル 、 ロレッタ・ラックス 、石内都 、森村泰昌 、やなぎみわ 、杉本博司など。

オープン当時から現在美術を中心に展示している国際国立美術館。戦後の絵画や彫刻、写真など幅広いジャンルの作品がおよそ7000点も収蔵されています。国内外の数々の芸術作品を展示しているので鑑賞していると時間を忘れてしまいます。

2.キッズも参加できるイベントが充実!

美術館といえばどちらかと言うと大人が楽しむイメージがありますが、国際国立美術館では子どもにも美術品の素晴らしさを知ってもらおうとさまざまなプログラムが構成されています。あまり訪れる機会の少ない美術館でイベントが行われることでもっと身近にしてもらおうという願いがあります。

こどもびじゅつつあー

作品の前で、美術館スタッフとコミュニケーションしつつ理解を深めるというツアー。1時間で数点の作品を楽しみます。

対象は小中学生、無料。 作品を見ながら美術館スタッフが解説などを行ってくれます。彫刻の素材に注目したり、ゆっくりと作品を鑑賞することで見えてくるものもあります。この「こどもびじゅつつあー」は常設展示よりも主にコレクション展で開催されています。

ワークショップ

現代美術作家やデザイナーなどを講師に迎え、子どもたちに現代美術や美術館活動に親しんでもらおうというプログラム

ただ鑑賞するだけなく、実際に現在美術や美術館活動に触れることで新たな発見をしてもらえるプログラムになっています。見ているだけでは芸術に関することが分かりにくい場合もあります。それを身を持って体験できるものになっています。


ジュニア・セルフガイド

小中学生向けに館内で配布している作品紹介のシート。これを基に鑑賞することで、作品への理解をより深めてもらおうという狙い。

常設展示においては作品ごとにこのジュニア・セルフガイドが用意されています。一度にすべてのシートを渡すのではなく、ひとつの作品を鑑賞し終わると次の作品のシートがもらえるようになっています。作品の解説シートや工作シート、すべてのしーとを収めるためのファイルも渡されます。


スクール・プログラム

それぞれの条件・希望に寄り添いながらオリエンテーション、ギャラリー・トーク、各種ワークシートなど、児童・生徒たちがより積極的に作品鑑賞に向き合えるよう、さまざまなプログラムを用意しています。

国際国立美術館では、小中高校などのおおくの学校団体を受け入れれて美術館での鑑賞学習を勧めています。校外学習と称して美術館に赴く学校も少なくはありませんが、より多くの学校に美術品の素晴らしさや作品が生まれる経緯など美術に関することをさまざまな方向から知ってもらうために行っているプログラムです。

ところで・・・

ここまで子供たちのためのイベントやプログラムをご紹介してきましたが、その子供たちを指導する教育者である先生たちのためのプログラムもあるんですよ。まずは先生たちにも美術により深く親しんでもらうために、学校と美術館との連携を深められるよう教職員などのためのプログラムおよび研修会も行っています!

作品鑑賞やグループワークなどを通して学べるプログラムおよび研修についての詳細はこちら
先生たちのプログラム

美術館の鑑賞だけでなく、学校での美術の授業にも役に立つようなプログラムがあります。美術関係の鑑賞学習を通してどのように学ぶのかを参加者全員で話し合い、考えることができる場でもあります。そして話し合ったことを実践できるようにつなげていきます。

3.展覧会

国立国際美術館では、年間を通して8~10の展覧会を開催しています。最近では影の絵を描く現代美術家高松次郎、過去には水玉模様が印象的な草間彌生、エル・グレコなど注目の作家の展覧会が開催されてきました。

展覧会図録

美術館巡りが好きな人、もしくはこの作家さんが好き!という人にとって、展示会の図録はぜひ手に入れたいもののひとつではないでしょうか。現在開催中の展覧会や過去に開催した展覧会の図録は購入することができます。

購入できる図録、購入方法についてはこちらのページで確認ください。
購入できる図録リスト

4.オススメお土産6つ!


着地体勢で得点競う!サイコロ代わりの子ぶたちゃん 子ぶたのダイス・496円(税込)


万国博覧会の象徴! 太陽の塔 ミニチュア・1620円(税込)


作品をモチーフにした付箋は人気商品! 高松次郎「影」ポストイット・514円(税込) 


建物がデザインされたオリジナルクリアファイル 国立国際美術館オリジナルイラスト入りクリアフィルA5サイズ・154円(税込)


雨の日が楽しくなります♪ MOMAスカイアンブレラ・7,344円(税込) 


5.レストラン&カフェ 中之島ミューズ おススメメニュー

美術鑑賞の余韻に浸りながら、シェフが腕を振るう本格洋食メニューが楽しめるレストランです。天気がよければ木漏れ日が心地よいテラス席も気持ちよさそう。ランチメニューのほかにもコーヒーやケーキなどカフェメニューもあります。

ふわふわ玉子のオムライス<サラダ付> 900円

平日限定 本日の日替りランチ<サラダ・ライス・コーヒー付> 900円

煮込みハンバーグ<サラダ・ライス付> 900円

いずれのメニューも
※平日はコーヒーかアールグレイティーが付きます。
※土日祝はプラス200円でコーヒーかアールグレイティーを付けすることができます。

■ 基本情報

  • ・名称: 中之島ミューズ
  • ・営業時間:展覧会開催中の営業時間 11:00~17:00(金曜日のみ 11:00~19:00)
  •       展示替え休館中の営業時間:11:00~15:00(土曜日・日曜日・月曜日は休業)
  • ・定休日:月曜日 (美術館休館日に準ずる)
  • ・電話番号:06‐6443‐6140 (直通)
  • ・公式サイトURL: http://www.nmao.go.jp/restaurant/

6.情報コーナー

国立国際美術館に収蔵されている作品を検索できるパソコンコーナー。また、開催中や過去の展覧会に関する資料が並んでおり、自由に閲覧することができます。

7.キッズルーム・授乳室

美術館としては珍しいキッズルームを設置しています。約400冊の絵本を読んだり、遊んだりすることができるお部屋です。開館中は自由に利用可能。保護者同伴が必要です。

また、キッズルーム内にパーテーションで仕切られた授乳室があります。

8.国立国際美術館についての詳細

■ 基本情報

  • ・名称: 国立国際美術館
  • ・住所: 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
  • ・アクセス: 京阪中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分
  • ・営業時間: 10:00~17:00 (入場は16:30まで)
    ※ただし、金曜日は10:00~19:00 (入場は18:30まで)
  • ・定休日: 月曜日
  • ・電話番号: 06-6447-4680
  • ・コレクション展観覧料: 一般:430円、大学生:130円、高校生以下、18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名:無料
  • ・公式サイトURL: http://www.nmao.go.jp/index.html

地図はこちら


9.周辺情報その1.大阪市立科学館

国立国際美術館のすぐ隣にある大阪市立科学館では、お子様が科学についてたっぷり楽しめるコンテンツが盛りだくさん。アートで表現力を磨いた後は、科学館で「考える力」を磨きませんか?

こちらの科学館は子どもも大人も楽しめる工夫がたくさんあるので、お子様の年齢関係なく親子で楽しめる施設です。

ただ見るだけの施設ではなく、触ったり動かしたり自分の体を使って科学を学べるので、難しいことが分からなくても問題ありません。また中ではサイエンスショーを実演していたり、プラネタリウムがあるので飽きずに楽しめます。

■ 基本情報

  • ・名称: 大阪市立科学館
  • ・住所: 〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
  • ・アクセス: 中之島線・渡辺橋駅②出口から南西へ約400m
  • ・営業時間: 9時30分~17時 (展示場入場は16時30分まで。プラネタリウム最終投影は16時から)
  • ・定休日: 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日に休館)/年末年始
  • ・電話番号:06-6444-5656 
  • ・料金: 【展示場】大人400円、高校・大学生300円、3歳以上中学生以下無料【プラネタリウム】大人600円、高校・大学生450円、3歳以上中学生以下300円
  • ・所要時間: 2時間〜3時間
  • ・公式サイトURL: http://www.sci-museum.jp

サイエンスショー

館内では1日のうち数回、学芸員によるサイエンスショーが行われています。テーマはシャボン玉や花火など私たちの身近なものやその季節ならではのもの。どんな人でも知っているものを通して、科学の不思議を分かりやすく解説してくれます。

ショーの時間は約30分なので、小さなお子様でも集中して参加できそうです。

また他にも、エキストラ実験ショーというこちらは約20分間の科学デモンストレーターが行うショーもあります。こちらは時間や日によってテーマが変わるので、1日の中で色々な実験を見ることができます。せっかくなのでサイエンスショーもエキストラ実験ショーも両方見ておきたいですね。

プラネタリウム

大阪市立科学館にはお子様の年齢や目的に合わせた色々なプログラムが用意されています。その中の一つが、幼児から小学生のお子様とそのご家族が一緒に楽しめる「ファミリータイム」。おしゃべりもOKなので小さなお子様連れでも気兼ねなく星空を楽しめます。

宇宙のお話や季節の星空を中心にした「一般投影」なら中学生や高校生のお子様も大満足の内容。またスタッフがその場で解説してくれるので、機械的ではない温かみのある対応で宇宙や星についての不思議を学ぶことができます。

普段なかなか見れない満点の星空を、迫力あるプラネタリウムで体験してみませんか?

10.周辺情報その2.キッズプラザ大阪

近隣の施設でもう一つご紹介したいのが、こちらのキッズプラザ大阪。子どもが遊んで科学を学べるように、と日本で初めて作られた本格的な子どものための博物館です。

楽しいこと・体験すること、またそれを通して子どもの創造性や可能性・個性を伸ばすことを理念とされているので、科学とアートの垣根を越えたプログラムも用意されています。大人のためのプログラムもあるので、ぜひチェックしてみてください。

館内には飲食スペースがあり、お弁当の持ち込みも可能です。もちろん授乳室も完備されていますし、お漏らししてしまった時に洗えるシャワーもあります。ベビーカーの貸し出しもしていますよ。

■ 基本情報

  • ・名称: キッズプラザ大阪
  • ・住所: 〒530-0025 大阪市北区扇町2-1-7
  • ・アクセス:地下鉄堺筋線「扇町」駅2号出口すぐ/JR環状線「天満」駅西へ徒歩約3分
  • ・営業時間: 【平日】9:30~17:00【土日・祝日】9:30~19:00
  • ・定休日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始(12月28日~1月2日) ※4月・9月・12月に臨時休館日があります。
  • ・電話番号: 06-6311-6601
  • ・料金: 大人(高校生以上)1,400円 /小人(小中学生)800円/幼児(3歳以上)500円
  • ・公式サイトURL: http://www.kidsplaza.or.jp/about.html

フロア紹介

建物は入り口のある1階の他、上階が3フロアに分かれています。1階ではボールがレールの上を転がって色々な仕掛けを通っていくボールサーカスが来場者を迎えてくれます。

3階の「つくろう階」では、創造力を育む工房があります。コンピューターを使う工房スペースもあります。4階の「あそぼう階」は色んな遊び方ができるアスレチックエリア「こどもの街」や食育のための部屋「パーティーキッチン」などまさに遊びと発見・学びを実現したフロアになっています。

5階の「やってみる階」は自然・科学・社会・文化と幅広い分野についての展示やワークショップのためのフロアです。

プログラム紹介

たくさんのコーナーがある建物なので、その中で行われているプログラムも色んな種類があります。ある週では、職業体験的にニュース番組を作るプログラムが開催されています。「ニュースを伝えるってどういうこと?」を体験できます。

またパーティーキッチンエリアでは、普段食べている野菜や果物がどんな風にできるのか、など食べるだけでは分からない食べ物の不思議を体験できるプログラムも行われています。

そのほか知育コンテンツを通して勉強できるプログラムなど、それぞれのお子様の興味に合わせてプログラムを選べます。プログラムは定期的に変わるので、最新情報はホームページでご確認ください。



国立国際美術館はお子様も楽しめる美術館です。キッズイベントに参加して、お子様の創造力を伸ばしてみませんか?また周辺にもお子様と一緒に、もしくはお子様の創造力・考える力を伸ばす施設がありますので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

素材提供:トリップアドバイザー
最終更新 : 2016年08月14日

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