【京都】年に半月しか公開されない東林院で沙羅双樹を愛でよう♪

平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」にある「沙羅双樹」を京都で見ることができます。ただこの花を見られるのは一年のうち半月だけ。新緑の苔の緑の上に落花する「沙羅双樹」を見に行きませんか。

1.沙羅双樹の寺・東林院とは?

東林院は右京区花園にある妙心寺の塔頭です。妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で46の塔頭があり、国宝や多くの重要文化財や非公開の織田信長の墓所などがあります。妙心寺の中にある東林院は普段は非公開ですが行事がある時は公開され、宿坊として利用する場合は入ることができます。

2.東林院の沙羅双樹とは?

平家物語にも出てくる沙羅双樹は仏教の三大聖木の1つとしても有名です。お釈迦様が入滅の時に四方に生えていた沙羅双樹が枯れ白くなったと伝えられています。インドの沙羅双樹は温室でなければ育たないので「ナツツバキ」を沙羅双樹と呼ぶこともあります。

苔の上に落ちる沙羅双樹の花。緑と白のコントラストがきれいです。

3.東林院・沙羅双樹の寺の見どころ

沙羅の花を愛でる会

本堂の前庭に樹齢300年ともいわれるものなど数十本の沙羅双樹の木があり、毎年6月15日~6月30日の間だけ「沙羅の花を愛でる会」で一般公開されています。拝観はお抹茶付き1,600円、あるいはお抹茶と精進料理付き5,950円のどちらかになります。

小豆粥で初春を祝う会

平安時代から新年に小豆を食べると邪気を祓い、病難を避けると言われていたことに由来し、毎年1月15日~31日には小豆粥で初春を祝う会が催されています。

梵燈のあかりに親しむ会

梵燈のあかりに親しむ会は10月9日~18日の間、夜間特別拝観になります。庭には住職手作りの約400本のろうそくが灯され風情ある風景をゆっくりと楽しむことができます。

精進料理を体験する会

住職に2~3品の精進料理の調理を教えて貰うことができます。料理ができたら庭を見ながら作った料理を試食します。毎週火曜日・金曜日に開催されます。

一壷天「水琴窟」 食事ができる場所の近くに一壷天と呼ばれている「水琴窟」があります。静寂の中で雅な音を楽しんでみましょう。

4.東林院・沙羅双樹を見た人の感想

  • 今日は土曜日でもあり、朝から大変な混雑でしたが、沙羅の花楽しめました。 和尚さんより良い話も聞きました。「今日一日を大切に、悔い無き人生を送くってほしい」 静かに座って自分を見つめほしいと住職さんよりの願いを感じました。
  • 夏椿ですから椿です牡丹みたいに丸ごとボトリと落ちます、目撃しました 丁度目の前の見ていた花が音を立てて落ちました、まだ奇麗な花なのに。
  • お抹茶付きの拝観料を支払い、本堂で先ずお抹茶と和菓子をいただく。柑橘系を思わせる爽やか食感な沙羅双樹の花をモチーフにした生菓子も美味しかったけど、葉の形をした落雁が抹茶の香りと味が豊かで美味しかったな~。
    本堂前にわに咲く沙羅双樹の花。落ちた花が苔の庭に散らばる姿はとても美しい。

  • 5.アクセス

    ■ 基本情報

    • ・名称: 東林院(とうりんいん)
    • ・住所: 京都市右京区花園妙心寺町59
    • ・アクセス: 市バス妙心寺前下車 徒歩6分 / JR山陰線花園駅下車 徒歩8分 
    •        市バス妙心寺北門前下車徒歩10分 / 京福電車妙心寺駅下車 徒歩12分
    • ・拝観時間: 9:30~16:00(沙羅の花を愛でる会) 
    • ・電話番号: 075-463-1334
    • ・料金: お抹茶付 1,600円 / お抹茶と精進料理付 5,950円 
    • ・公式サイトURL: http://www.myoshinji.or.jp/ (妙心寺)

    地図はこちら


    東林院の沙羅双樹は年に1度しかみられない風情ある風景です。早朝や雨の日がおすすめです。期間が短いので日程を合わせるのが難しいかもしれませんが、なかなか見る機会がない貴重な沙羅双樹を眺めながら、心も体もゆったりと過ごしてみませんか。
    最終更新 : 2015年06月06日

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