報国寺の見所をご紹介。素晴らしい竹林に癒される!

孟宗竹林の庭と言えば、「竹の寺」として知られる報国寺が有名です。ここには日頃疲れた心を癒す効果があり、ストレス解消、気分転換などにぴったり!また、アート感覚で美しいものに触れる場所としても適しているんです。心洗われるひと時を過ごすせるこの寺の魅力、じっくり感じてください!

報国寺は素晴らしい竹林で有名です。鎌倉の寺といえば大仏のある高徳院、観音さまの長谷寺が思い出されます。足利、上杉両氏の菩提寺であるこの寺には、様々な歴史も語り継がれています。心休まる空間で風の音を聞きながら遠い昔に想いを馳せるのもいいです。竹の庭の茶席で美味しいお抹茶とお菓子をいただきながら、ゆっくり話しませんか。人気のデートスポットになっているので、紹介しますね。恋愛成就の御利益もあるそうですよ!

報国寺とは

この寺は、1334年に天岸慧広の開山により創建されたと言われています。足利尊氏の祖父である、足利家時が開基(スポンサー)であるという説と、上杉重兼が開基であるという二つの説があります。永享の乱で敗れた鎌倉公方足利持氏の子義久が自刃した寺としても有名ですね。

竹の寺としてあまりにも有名ですが、美しい庭や立派な本堂、新田義貞による鎌倉攻め(由比ヶ浜合戦)の戦死者を埋葬した塚などもあり見どころは沢山あります。

1.竹林

やはり、一番の見どころはこの美しい竹林です。報国寺では、美しい竹林の中でお茶とお菓子を頂く事もできます。ホッと一息入れたら、風の音に耳を傾けてみて下さい。

青々とした竹林。竹のさわやかな香りと木々の隙間から差し込む陽の光が爽やかさと癒やしをもたらします。そんな竹林の中で飲むお茶は格別です。和の雰囲気を感じながら、友達と、夫婦で、カップルで歓談のひとときを過ごせます。

2.足利一族の墓

鎌倉幕府が台頭し、足利氏は覇権をかけて戦いますが、敗北。足利持氏は自刃し、嫡子で当時10歳だった足利義久も幼くして生を終えました。そんな足利氏を悼んだやぐらの墓です。
当時としては珍しいものだそうですよ。

緑の中に突如として現れる足利一族の墓は、岩の中に掘られた洞穴のような赴きがあり、当時起こった戦争の悲惨さが伝わってきます。足利家には先祖義家の「自分は七代の子孫に生まれ変わって天下を取る」という言葉が伝わっていました。

3.戦死者の供養塔

新田義貞が鎌倉を攻めた時、多くの御家人がこの地で散ってゆきました。そんな戦死者達を悼むための供養塔です。いざ、鎌倉と鎧兜も勇ましく御家人たちは戦に出たのでしょう。
手を合わせる人も多く見られます。

数多くの戦死者の霊を祀るために造られた戦没者専用のお墓であり、供養塔でもあります。足利家時が立てた寺の片隅にあり、この場所で足利義尚は自害しました。この供養塔と敷地内の近辺は独特の雰囲気が漂っています。

4.枯山水の庭園

竹林にどうしても目が行きがちですが、本堂の裏には美しい庭園があります。枯山水の庭は綺麗に手入れされ、見ていると心が落ち着いてきます。

枯山水は水のない庭であり、池の水の流れを水を用いることなく表現しようとした庭造りのことです。真っ白な石が沢山並び、日本の伝統庭園の風格があります。本堂の裏にあるこの心安らぐ枯山水庭園でちょっと目の保養。

5.本堂

本堂には、御本尊である釈迦牟尼佛が飾られています。鎌倉市の重要文化財にも指定されている御本尊。
きちんと挨拶をしてから、竹林の散策などに赴きたいですね!

本堂と迦葉堂は近い場所にあります。本堂の右手にある二階建ての建物は、仏陀の弟子の迦葉から由来する迦葉堂です。高級な木材を使って建てられた建物は、今現在でもしっかりとその様相を呈しています。本堂の左手には鐘楼が見えます。

6.割引・無料になる参拝方法

境内は見学が自由ですが、本堂や竹庭は200円支払うことになります。
ただし、鎌倉福寿手帳提示で割引があり、さらに障害者手帳提示で無料となります。

鎌倉市が配布する鎌倉福寿手帳は、高齢者向けのサービスについて紹介する手帳です。この手帳は65歳以上の市民なら誰でも手に入れることができます。高齢者のいきいき課管轄の支所、老人センターで受け取ることができます。本人確認ができるものを用意しておきましょう。

7.報国寺の行事

1/7大般若会、2/15涅槃会、3/8開山忌、4/8降誕会、8/7施餓鬼会、9/中日秋季彼岸会、12/8成道会、12/31除夜の鐘という具合に、年間を通して報国寺は行事が行われています。

お彼岸の際に行われるのが中日秋季彼岸会です。彼岸はもともと雑節と言われており、彼岸会はこの彼岸の時期に行われる仏事です。一年に14日間あり、秋分と春分を中日とした前後各3日を合わせた7日間からなっています。

8.報国寺のご利益


護国寺は女性にとって嬉しいご利益があります。それは、恋愛成就!ここを訪れると素敵な恋が訪れるパワーをもらうことができます。婚活中の人にもおすすめですよ。

竹林の中を歩いていると感じるマイナスイオン。報告寺は自然が豊かなお寺です。また昔から恋愛成就のご利益がある報国寺は、お寺めぐりが好きなカップルにとって、一度は行ってみたくなるお寺かも知れません。

9.報国寺の御朱印

中央に大きく書かれている聖大悲殿とは、聖観世音菩薩のことです。
本尊は釈迦三尊なのですが、この御朱印は鎌倉観音霊場第十番のものということです。

半紙の上に堂々と書かれた文字。これは菩薩を祀るために書かれました。鎌倉の第18番と右上に書かれているのは観音霊場の18番目の意味です。鎌倉には霊場と言われる場所がたくさんあります。赤く堂々通された判が存在感あります。

10.休耕庵 竹の庭の茶席

報國寺の竹林の庭の中で、心洗われるような雰囲気の中、お抹茶を楽しめるのが、休耕庵 竹の庭の茶席です。ここにいると、今までの悩みが嘘のようにすっきりと忘れられて前向きになれると評判です。

竹林を目の前に濃い抹茶を飲みながら寒暖の時を過ごせるのは至福のひと時。落雁は花型の型が取られています。ついてくるお菓子はサービスです。お寺見学で古い歴史を感じた後はちょっとひと休憩して帰りましょう。

■ 基本情報

  • ・名称: 休耕庵 竹の庭の茶席
  • ・住所: 神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4 報国寺内
  • ・アクセス: 鎌倉駅から車で10分
  • ・営業時間: 9:00~16:00
  • ・定休日: 無休
  • ・電話番号: 0467-22-0762
  • ・料金: ~1000円
  • ・所要時間: 45分

11.座禅会について

報国寺では、毎週日曜の朝7時30分から坐禅会を開いています。朝の澄んだ空気の中で行う座禅は、心の静寂を感じられるひと時に。日頃のせわしない気持ちが嘘のように消えていきます。
坐禅の参加費は志納として500円です。

12.苔の美しさ

報国寺は、竹の庭が有名ではありますが、苔の美しい寺としても人気があります。なんと、境内には数十種類もの苔が生息しています。

13.報国寺で見つける四季

鎌倉のお寺と言えば、アジサイというイメージがありますが、報国寺ではミヤコワスレが美しく咲いています。


14.街角散策「巡礼古道」

巡礼古道とは?

巡礼古道は、観音霊場めぐり坂東三十三ヶ所の巡礼の道です。

ルート

第一番札所の杉本寺・すぎもと観音から第二番札所の岩殿寺・いわど観音(逗子市)を結ぶ道になっています。

15.川端康成「山の音」

報国寺の本堂には、川端康成が「山の音」執筆時に使われていた机が残されていています。趣のある机は、一度は見る価値アリです。

16.宅間猫の伝説

室町時代に、宅間猫という大猫がこの谷に住んでいて、たびたび人里へ出ては子供を食べるので、報国寺の住職が山に向かって一括したら、大きな猫が崖の下で死んでいたという伝説が残っています。

17.デートスポットである理由

品川駅からだと、50分ほどで到着できるので、都内からのカップが報国寺にはたくさん訪れます。
特に落ち着いたデートがしたいというカップルにとっても人気です。

18.参拝後の一息

さわらび堂

ゆったりと落ち着いた和ナチュラルな雰囲気が人気があるお店が、さわらび堂です。
甘味だけでなく、鶏めしなどのランチもとっても美味しいと評判です。

■ 基本情報

  • ・名称: さわらび堂
  • ・住所: 神奈川県鎌倉市浄明寺3-10-46
  • ・アクセス: 鎌倉駅から車で10分
  • ・営業時間: 11:00~17:00
  • ・定休日: 不定休
  • ・電話番号: 0467-40-5256
  • ・料金: 1000円~
  • ・所要時間: 1時間

浄妙寺喜泉庵


日本庭園を眺めながら、美味しい和スイーツを堪能できるお店として知られているのが、浄妙寺喜泉庵です。都会では体験できない、静かでゆったりとした時間を満喫することができます。

■ 基本情報

  • ・名称: 浄妙寺喜泉庵
  • ・住所: 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31
  • ・アクセス: 鎌倉駅から車で10分
  • ・営業時間: 10:00~16:30
  • ・定休日: 無休
  • ・電話番号: 0467-22-2818
  • ・料金: ~1000円
  • ・所要時間: 1時間

そばや

隠れ家的な蕎麦屋さんとして人気があるのが、そばやです。蕎麦はもちろんのこと、このお店には美味しい日本酒も置いてあると評判です。

■ 基本情報

  • ・名称: そばや
  • ・住所: 神奈川県鎌倉市浄明寺1-4-22
  • ・アクセス: JR横須賀線鎌倉駅東口 徒歩23分
  • ・営業時間: 11:00~15:00、17:00~21:00
  • ・定休日: 火曜日
  • ・電話番号: 0467-23-8877
  • ・料金: 1000円~
  • ・所要時間: 1時間

19.報国寺を訪れた人の声

鎌倉の中でも屈指のデートスポットとしても有名な報国寺。訪れた人の感想も少しのぞいてみましょう!
  • ゴールデンウイークの時に行ったので、入るのにも並んでとても混んでいました。竹林があり、とても落ち着いた雰囲気をもったお寺で、心が和みました。連休で人が多かったので、歩く道も狭かったので、ゆっくり見たりできなかったので、次回はもう少しゆっくりと散策をしたり、抹茶などをいただきながら、景色を眺めたいです。素敵なお寺なので、まだ行ったことない人には、是非とも行ってもらいたいです。
  • 確かに観光スポットとしても有名な報国寺。連休などはかなりの混雑が予想されますよね…。できるだけ、避けて静かな時期に訪れたい場所かもしれません。
  • 無数の竹が連立して、壮観です。子どもの頃から何度も訪れていますが竹の効果か いつ行っても空気が澄んでいてリフレッシュできます。駐車場は入口付近に5~6台分ありますが空きがないことが多く 鎌倉駅から遠いのでバスかタクシーがオススメです。
  •   
  • アクセス面で少し不安がある報国寺。こういったアドバイスはとっても有難いですね!
  • 友人が行きたい!とのリクエストで行きましたが、是非おススメします!!
  • 竹林はとても風情があってマイナスイオンが沢山出ていましたよ。時間がなく竹林の中にある茶屋には立ち寄ることができず残念でしたが、遠くから見ても茶屋は大変素敵でした。閉館時間が16時と短いので余裕をもってお出かけがおススメです。
  • 閉館時間は確かに少し早め。これはきちんと意識しなければいけないポイントですね!
    ぜひ、近くに訪れた時は早めに行ってみましょう!

    20.報国寺について

    ■ 基本情報

    • ・名称:報国寺 
    • ・住所: 〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺2−7−4
    • ・アクセス: 鎌倉駅より タクシー 約7分 
    •        京浜急行バス  鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き 約12分        車   横浜・横須賀道路 朝比奈インターより 約10分
    •       駐車場は若干のため、なるべく公共の交通機関をご利用ください。
    • ・拝観時間:9時~16時 
    • ・電話番号: 0467-22-0762
    • ・料金: 200円  抹茶(干菓子付) 500円
    • ・公式サイトURL: http://www.houkokuji.or.jp/index.html




    まだまだあります!美しい報国寺の魅力

    竹が美しく、この寺の最大の魅力であることはお分かりいただけたと思います。しかし、これだけ見て帰るのはもったいない!まだまだ見逃せないポイントがあるんですよ♪

    これから紹介する点にも注目して拝観しておきましょう!

    21.大イチョウ

    報国寺の山門を入ると、すぐ左手に姿を現す大イチョウ。幹回りもどっしりと太く、この寺を見守っているかのような存在感を放っています。

    この大イチョウ、樹齢は300年を超えているのだとか!歴史的な寺とともに生きてきたことが垣間見えますよね。秋には鮮やかに色づいたこの大イチョウを眺めるのもおすすめです。眺めるのなら、正午ごろがベストタイム。太陽が逆光になり、葉の間から木漏れ日になって降り注ぐので、キラキラと輝いてとても美しい姿を見せてくれます。

    22.鐘つき堂(鐘楼)

    本堂の左側、受け付けの手前にある鐘つき堂は、かなり古くから残されている風情ある佇まい。なんと屋根がかやぶきになっており、どれほどの年月を過ごしてきたのかがわかります。

    その昔、大正時代までは報国寺の本堂もかやぶきの屋根だったそうです。しかし、1923年に発生した関東大震災によって被害を受け、本堂の屋根はかやぶきではなくなりました。震災さえも耐え抜いて今もある鐘つき堂が、実に堂々とした姿なのもうなずけますね。

    鐘つき堂の近くには戦で亡くなった念仏供養のための五輪塔、追悼歌碑も静かに佇んでいます。

    23.寺を彩る花々

    竹寺としては名の知れた報国寺ですが、このほかに「東国花の寺 百ヶ寺」という寺に選ばれているのは知っていますか?これは寺院内に色づく花々が美しい寺を選定したもので、報国寺もその中の1つになっているのです。敷地内には大イチョウをはじめとして、様々な樹木や花が植えられているんですよ。

    2月~3月にはサンシュユの花が黄色く咲き、4月~5月にはツツジの桃色が目を楽しませてくれます。6月ごろにはアジサイの青、オオデマリの白など、さわやかで可憐な花たちがお目見え。そして秋になると、大イチョウやもみじの紅葉が美しく輝きます。花々を眺めに訪れるのもまた格別ですね。

    24.穏やかに伸びる石畳の道

    報国寺の境内には、石畳の道がまっすぐに伸びています。この道をゆったり歩いて進むのもまた味がある楽しみ方ですよね。この石畳は敷地内を案内するかのように伸びており、両脇には観音様の像や石灯篭が出迎えてくれるんです。苔の蒸した地面を壊さないように敷かれたレールのようでもありますね。

    報国寺のメインとなる竹林の中にも、人1人が通れる幅の石畳が続きます。別世界の道のようでもあり、和の空間を作り出す素材として生きているのです。写真に撮るのであれば、竹林の奥へ奥へと続くように伸びた石畳も収めてみては?

    25.いつでも竹が青々としている理由

    報国寺の竹林に育つ竹は、およそ2000本にも及ぶといわれます。これだけのボリュームなので人々が魅了されるのも納得ですね。ミシュラン・グリーンガイドにも、訪れるべき場所として掲載されているんです!
    しかし、竹は寿命が20年しかないと言われており、報国寺の竹林がいつまでも青々としているのは不思議ですよね。

    実はこの竹、数年に1度伐採されているからこの青さをキープできているのです。1334年に建てられてから今まで、竹の美しい姿のみを残すように手入れしてきた証。季節を問わず、いつでも美しい竹が眺められるのはこれが理由なのです。

    26.写経の会

    報国寺では、毎週日曜日に行われている座禅会の他に、写経の会も行われています。本殿に上がって正座し、静かな空間の中で写経する体験ができるのも、この寺の魅力。

    参加者は意外にも若い女性が多く、かなり人気があるそうですよ。参加費さえ払えば、道具は一切必要ないんです。竹林を散策するついでに参加してみるのも、報国寺の楽しみ方としてはおすすめ。時間は、日曜日の11:00~14:00まで、参加費500円です。

    あわただしく過ぎてしまう日常から離れ、心穏やかに過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

    27.貸し切り気分で楽しめるベストな時間帯

    報国寺は人気のお寺のため、時間帯によっては混み合ってしまうこともあります。茶席も満席になることがあり、静かにゆっくり拝観したい場合は時間帯を工夫した方がいいのです。オススメの時間帯は、朝一番の頃。

    報国寺は朝9:00~入園できるので、この時間には入れるように訪れましょう。竹林もいつも以上に穏やかで、茶席でのお抹茶も静かにゆっくり楽しめますよ!

    ただし、日曜日は座禅会があるため朝7:30~入れるようになっており、いつもより人が多く集まります。訪れるのであれば平日の朝一番がいいですね。貸し切りのような時間を過ごすにはぴったりです。





    報国寺に行ってみたくなりましたか?駅からは徒歩約25分。天気のいい日などはお散歩しながら行くのも楽しいですよ。美しい竹と豊かな花々に囲まれた報国寺。見どころが竹林のみではないことが分かりますね。日頃時間に追われ、忙しい現代人にとっては癒しを求めるのに最高の場所なんです。ゆるやかなひと時を感じ、和の心に触れてみませんか?

    鎌倉の寺は紫陽花や紅葉で知られるところもありますが、ここはやっぱり竹林の美しさが格別です。枯山水も苔むした庭も手入れがいきとどいています。御本尊である釈迦牟尼佛にお参りしてから散策しましょう。足利一族の墓や戦没者の供養塔にも手を合わせましょう。日曜の座禅は心を静める良い機会です。穏やかな時間をすごしてくださいね。
    最終更新 : 2016年05月22日

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