京都でお座敷遊び!初めてでも安心の丸わかりガイド

「和」の趣が残る街並みが美しい都市・京都。 その京都の街を一層、華やかにする存在・「舞妓さん」。 舞妓さんに接することができる「お座敷遊び」は、一生に一度は楽しみたいものですよね。今回は、魅惑の「お座敷遊び」について、いろいろご案内いたしましょう。

1.お座敷遊びとは?

花街にあるお茶屋さんで遊ぶことを「お茶屋遊び」といいますが、中でも、宴席に興を添える遊びを「お座敷遊び」と呼びます。舞妓さんや芸妓さんの踊りをはじめ、三味線や寸劇など遊びのバリエーションはさまざま。会話を楽しむことも、遊びの中に入ります。

2.舞妓さん・芸奴さんの違いって?

舞妓さんと芸妓さんって具体的にどう違うか、皆さんはご存知でしょうか。

舞妓さん

舞妓さんは、芸妓さんになる前の見習い期間の少女のこと。年齢は15歳から20歳くらいで、可愛らしく華やかな着物にだらりの帯、かんざしなどが特徴。舞妓としての見習いが終わり、卒業すると襟かえという儀式をして芸妓さんになります。

芸妓さん(立ち方さん・地方さん)

芸妓さんには舞を担当する“立ち方さん”と三味線・歌を担当する“地方さん”がいて、舞妓さんと三人で宴席を盛り上げてくれます。

3.お座敷遊びの楽しみ方

宴席は次のような流れで進みます。まず、最初の40〜50分は御酌していただきつつ、舞妓さんたちの卓越した会話やコミュニケーションを堪能。

楽しむコツはこれ!

場がこなれてきたら、芸妓さんが芸を披露してくれるので、雅やかな踊りと音楽をゆっくり楽しんで。その後は、舞妓さんたちとゲームを楽しめる時間に。

勝負して負けた方がお酒を飲む、というのがルール。お酒に酔うことも、遊びの一部なのです。いずれも、リラックスして楽しむのがコツ。舞妓さんたちとの華やかな時間を、じっくりと楽しみましょう!

4.お座敷遊びの数々をご紹介!

ここでは、お座敷遊びの数々をご紹介させていただきますね。覚えてから訪れるとより一層盛り上がれますよ。
●とらとら
和唐内(やりでつく)、虎(よつんばい)、お婆さん(杖をつく)のジェスチャーでするジャンケンのようなゲーム。「和唐内は虎には強いがお婆さんには弱い」「虎は、お婆さんには強いが和唐内に弱い」「お婆さんは、和唐内に強いが虎には弱い」というルールで勝敗を決めます。

●金毘羅ふねふね
台の上にはかまを置き、舞妓さんと向かい合って座ります。「はかまを取ったら次はグーを出す・取らなかったらパーを出す」というルールで「金比羅ふねふね」を歌いながら交互に手を出します。動作を間違えた方が負け!

●投扇興(とうせんきょう)
台座の上に「蝶」と呼ばれる的を立て、扇子を投げて的を倒すゲーム。落ちた時の形により、点数が決まります。

●野球拳
「♪野球〜するなら〜」と三味線などに合わせて歌い、野球の投手・打者・走者の身振りをしながら、じゃんけんで勝負を決めるもの。「負けた方が脱ぐ」というイメージが強いですが、本来は脱がずにお酒を飲みます。

5.  お座敷遊びのQ&A

ここでは多くの人が疑問に思うお座敷遊びのQ&Aをご紹介させていただきますね!ためになる知識になること間違いなしです。

どんな服装で行けば良いの?

敷居が高いお座敷遊びに行くには、どんな服装をしていくべきなのか悩むところですよね。実は洋服は
フォーマルなものでなくても大丈夫です。それよりも気をつけないといけないのが、足元。お座敷では靴を脱ぐので、清潔感のある靴と靴下で訪れることが一番大切です。

最近では素足の人が多いですが、畳の上で素足になるのは絶対にNGなので、その点は気を付けてくだsだいね。

なぜ「一見さんお断り」なの?

なぜ「一見さんお断り」なのかを知らない人も多いですよね。京都では、お客さんを最大限にもてなすことを大切にしているので、知らないお客様はその人の好みや思想などが分からないので、きちんとしたおもてなしができない…という理由から「一見さんお断り」が始まったとされています。

また、お会計は後で請求するというしくみになっているという点からも「一見さんお断り」という文化が根付いたようです。

写真撮影はOK?

街の中で、舞妓さんや芸妓さんを見かけても声をかけるのが、難しいと感じている人もいますよね。お座敷遊びでは、舞妓さんや芸妓さんと話しができるだけでなく、記念撮影をすることができますよ。一緒に写っている写真は良い思い出になること間違いありません。

ぜひたくさん写真を撮って楽しんでくださいね。

6.  ところで気になるお値段は?

基本的には、舞妓さん・芸妓さん・地方さんの料金にご飲食代金がプラスされる料金システムです。お茶屋さんによって料金はピンキリですが、舞妓さん(または芸妓さん)にかかる料金は人数で割ることができるので、大人数で利用すれば抑えることが可能。
お得なプランを設けているお茶屋さんもあるので、ご利用方法にあったお店を探してみてはいかがでしょうか。

7.  お座敷遊びを体験した方の声

ここでは、お座敷遊びを体験した方の声をまとめてみたいと思います。ぜひ参考になさってくださいね。
  • 2時間があっと言う間に終わりました。そろそろ、お開きです。  あーーー!時間よ止まって!で・・・私も白塗りで・・・。 ありがとうございました!また、行きたいなー! (・_・;)
  • 最初はお食事を。秋らしい食材とあしらい。私は「もってのほか」は今までちょっと苦手だったのですが、こちらのは癖がなくて美味しかった!しばらくして、お姉さん方が、生の三味線と唄にあわせて踊ってくれました。三味線方はなんと、芸大卒の方。(そういえば、芸大卒の方で、女性は花柳界の地方になる方もいると新聞で読んだことがあります。やっぱり女性は演奏だけでは食べていけないのですよね・・・男性はたとえば歌舞伎の地方でそれなりになんとかなるようですが。)踊りは「京の四季」「夕暮れ」。おお、私が踊ったことある演目じゃないですか、嬉しくなりました。まだ、見習いさんと大姐さんとの踊りは、ほうほう、やっぱり年季の入っている人はここが違うのね〜と参考になりました。
  • 店出ししてから2年たってないというからまだまだあどけないころだけれど、接客はプロですわ。すごく大人っぽいのに時折ふっと垣間見せる少女の素顔が不思議な雰囲気をかもしだしている妓ですね。

  • 8.お座敷遊び体験できるお店・5店!

    「興味はあるけど、敷居が高そうで〜…」という方も多いかと思いますが、そんなことはありません! 誰でも楽しめるし、遊び方次第では案外リーズナブルに体験できるんですよ♪ まずは、初心者にも試しやすいお店を3店、ご紹介いたします。

    祇園 京料理 花咲

    八坂神社のほど近く、雰囲気の良い路地の奥にひっそりと佇む「花咲」。和の風情漂う町家づくりの店内で、ゆったりとした時間が過ごせます。祇園というと高級なイメージがありますが、こちらにはコースを選べば比較的リーズナブルに楽しめるお店。阪急烏丸駅から徒歩1分と駅から近いのも嬉しい!

    基本情報

    • ・名称:祇園 京料理 花咲
    • ・住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-17
    • ・アクセス:京阪電鉄本線祇園四条駅より徒歩5分/阪急電鉄京都線河原町駅より徒歩7分/祇園四条駅から422m
    • ・営業時間:12:00~14:00(L.O)/17:30~21:00(L.O)
    • ・定休日:不定休
    • ・電話番号:075-533-3050
    • ・料金:[夜]¥10,000~¥14,999[昼]¥3,000~¥3,999
    • ・公式サイトURL:http://www.gion-hanasaki.com/

    祇をん新門荘

    祇園花見小路通りに面した「祇をん新門荘」は、落ち着いた佇まいが魅力の純和風旅館。こちらでも、舞妓さんとお座敷遊びが体験できます。宿泊せずに日帰りで体験するコースもあり、舞妓さんとお話することをメインにしたものと、お座敷遊びのゲームをメインに体験できるものの2つからチョイスできます!

    基本情報

    • ・名称:祇をん新門荘
    • ・住所:京都府京都市東山区祇園花見小路新門前
    • ・アクセス:JR京都駅より市バス206系統乗車約20分、知恩院前停下車徒歩3分/京阪電鉄三条駅より徒歩5分/阪急電鉄河原町駅より徒歩8分/三条京阪駅から331m
    • ・営業時間:昼の部 11:30~15:00(L.O.14:00、ドリンクL.O.14:30) 夜の部 17:30~21:00(L.O. 20:00)
    • ・定休日:不定休日あり
    • ・電話番号:075-561-8011
    • ・料金:5,250円(通常平均)/7,350円(宴会平均)/3,150円(ランチ平均)
    • ・公式サイトURL:http://www.shinmonso.com

    京料理 萬治郎

    清水寺から八坂神社への観光ルートの途中、東山・ねねの道沿いにある「京料理 萬治郎」。京都ならではの素材をふんだんに使った、季節感あふれる京料理の数々や鱧しゃぶなどが楽しめる懐石料理店です。料理も魅力的ですが、お座敷に舞妓さんを呼んで遊べるコースもあるので、両方楽しみたい人にオススメです!

    基本情報

    • ・名称:京料理 花咲 萬治郎
    • ・住所:京都府京都市東山区高台寺北門前通下河原東入ル鷲尾町518
    • ・アクセス:京阪電鉄本線祇園四条駅 徒歩10分/阪急京都線河原町駅 徒歩15分/ 祇園四条駅から764m
    • ・営業時間:京阪本線 祇園四条駅 徒歩10分/阪急京都線 河原町駅 徒歩10分
    • ・定休日:不定休日あり
    • ・電話番号:075-551-2900
    • ・料金:平均予算 8,000円
    • ・公式サイトURL:http://www.kyoto-manjiro.com

    祇園 畑中

    祇園 畑中は、八坂神社の裏にある立地抜群の料理旅館です。団体客はいないので静かですし、素敵な京都の一晩を過ごすことができると評判の場所です。

    本物の舞妓さんと"プチお座敷体験"の夕べを楽しむことができることで人気があるお店なんですよ。2時間のコースの「京料理と舞妓の夕べ」はがおすすめです。思いっきり素敵な京都の夜を過ごすことができます。

    ■ 基本情報

    • ・名称: 祇園 畑中
    • ・住所: 京都府京都市東山区祇園町南側505 ぎおん畑中
    • ・アクセス: 京都市バス祇園下車徒歩約10分
    • ・定休日: 無休
    • ・電話番号: 075-541-5315 
    • ・公式サイトURL: http://www.thehatanaka.co.jp/

    八坂通り 燕楽

    東山建仁寺の南側に八坂通りにあるのが、燕楽です。こちらのお店は、お昼間から宴会をすることができますよ。

    舞妓さんの宴席も多くあるので、観光客の人にとっても人気があります。料理も美味しいと評判のお店で、お任せ料理を中心に鴨川コ-ス4000円、八坂コ-ス6000円となっています。趣のある店内にいると時間が経つのを忘れてしまいます。

    ■ 基本情報

    • ・名称: 八坂通り 燕楽
    • ・住所: 京都府京都市東山区八坂通り小松町594
    • ・アクセス: 京阪電車四条駅から徒歩7分
    • ・営業時間: 12:00~24:00
    • ・定休日: 無休
    • ・電話番号: 075-533-6646
    • ・公式サイトURL: http://www.zuzu.jp

    いかがでしたか? とても手が出ないと思っていた「お座敷遊び」の世界が、ぐっと身近に感じていただけたのではないでしょうか。京都ならではの華やかな世界、ご家族やお友達とご一緒に、ぜひ味わってみてはいかがですか?
    最終更新 : 2016年07月01日

    この記事に関係するエリア

    京都市・祇園・嵐山 

    この記事に関係するジャンル

    京都市・祇園・嵐山の文化体験  文化体験  ディナー  旅館 

    この記事を見た人にオススメの記事