「千と千尋の神隠し」の世界が広がる街、台湾「九份」に誰もが心を奪われる【後述→実はデマだった?】

ジブリ映画の中でも特に人気が高い「千と千尋の神隠し」。映画の中で主人公、千尋が働く湯屋のモデルになっていると良く言われる場所をご存知でしょうか?それが台湾の「九份」です。

九扮のどこが千と千尋の神かくしに似ているのか、1つずつチェックして行きましょう!

1.湯屋に似た建物

例えばコレ。主人公・千尋が働くことになった湯屋は和風建築物でありながら、どこかエキゾチックな雰囲気を漂わせています。

そして、これが九份!複数の格子窓が並ぶ建物はまさに湯屋!

特に夜になりライトアップされると、神様が訪れそうな湯屋のような神秘的な雰囲気を漂わせます。
ここは元々九戸しか家がなく、それが地名の由来となったとも伝えられています。それが金鉱が見つかったことで人口が増え、街のようになったそうですよ。しかし金鉱が閉山したことをきっかけに急速に衰退しましたが、1989年に制作された台湾映画「非常城市」のロケ地として使用されたことで観光地として有名になったそうです。「千と千尋の神隠し」よりも前に有名だったんですね。

こうして見ると、千と千尋の神隠しに出てくる湯屋にそっくりです!特に夜になりライトアップされる様子はまさにそのままと言っても過言ではありません。映画を観た時からどこか日本離れしたような不思議な非日常感あふれる建物だなと思っていましたが、まさにその建物のモデルとなったのがこの「九份」と言われても納得できますね!旅行へ行った際にこちらへ寄ったら、すぐに千と千尋の世界へトリップできてしまいそうな気さえします。
 

2.ご馳走がズラリと並ぶ場所に似た九份老街

次に見て欲しいのが、湯屋にいく道のりの途中にあった露天達。神様が食べるために作られた料理を千尋の両親たちは勝手に食べてしまい、豚になってしまいましたね?

そんな店が立ち並ぶような場所に似た通りもあります。
狭い路地に所狭しと立ち並ぶ様子は、まさに「千と千尋の神隠し」の世界!
お土産屋だけでなく飲食店も立ち並びます。
美味しい匂いに誘われて料理を食べても豚にはなりませんので、ご安心を!
ご当地の美味しいグルメが食べられるなら「千と千尋の神隠し」の舞台でなくても大歓迎♪食べ歩きにも向いてそうですね。いたるところから香ってくるごちそうの匂いには千尋の両親でなくても惹かれてしまいます。ここ、九份老街にはトイレがあまりありませんので入り口にある公衆トイレに寄るのは必須ですよ!普通に歩けば10分程度ですが、一度足を踏み入れると数時間は時間が過ぎてしまいます。ある意味「千と千尋の神隠し」のような異世界感はそのまま?!

どこか昔の懐かしい商店街を思わせるようなこの場所は、たしかに千尋の両親が豚になってしまったあの衝撃のシーンにそっくりです!湯屋にそっくりだったあの建物を見た後に、この場所へ寄ると「もしかして私も…!?」と思わざるを得ない場所ですね!もしもこの場所もあのシーンのモデルになっているのであれば、両サイドから美味しそうな匂いに囲まれて我慢ができなかった千尋の両親の気持ちがよく分かるのではないでしょうか。

3.千が逃げ惑った路地に似た場所も…

両親が豚になった姿を見た千尋は自分が不思議な世界に迷い込んだことを知り、逃げ惑います。

そんな千尋が駆け抜けた町並みにソックリな場所もあります。赤くライトアップされた店は怪しげな雰囲気を醸し出します。
日中の雰囲気もやはり作品の雰囲気と似ています。
どこか不思議で懐かしい空間が広がります。 一瞬、絵か写真かわからなくなりそうですね。
確かに似ているといえば似ているこの路地の風景…。なんとなくお祭り気分になってしまうのは気のせいではないはず。レトロな街並みとぴったりの茶芸館やカフェもあるそうですよ。でも、「千と千尋の神隠し」の街並みの絵コンテには「和風・ハイカラ風」と注釈があって、いたるところにある赤のイメージは日本の赤をイメージしているそうですよ。日本にも赤い欄干や提灯などがありますから。

日本の赤をイメージしているということもあり、私たちが見ても違和感を感じないような場所ですね!しかし不思議な道の作りや夜の提灯のライトアップによる非日常的な雰囲気を醸し出している写真を見ると、あの千尋の怖く、そして切ない気持ちが自分にも移ってしまいそうになりませんか?もちろん、現実では不思議な世界へ迷い込むということはありませんが、一歩裏道に入ってしまうと迷子になりそうな不思議さを感じずにはいられません。
  
 

4.不思議な世界への入口に似た「九份」のトンネル

千尋と両親は、あやしげなトンネルをくぐり湯屋のある世界に紛れ込んでしまいます。

ちなみに千尋たちが、最初にくぐったトンネルと、最後のシーンで出てくるトンネルが変わっているってご存知でした?九份にはあるトンネルは、そんなラストの石造りのトンネルに似ています。
こちらが、最後のシーンに似ている、緑に覆われたトンネル。先には不思議な世界が広がりそうです…。 このトンネル、先は見えているんですが周りの景色がなんだか不思議な雰囲気を醸し出していますね。「千と千尋の神隠し」を知らなくても、このトンネルに入ると異世界に通じているのでは…?なんて妄想をしなくはないですね。でも緑に囲まれたトンネルは風情があるようにも感じられれます。九扮に訪れたらくぐってみるといいですよ♪

トンネルの周りを緑が覆い尽くしている感じが「この先は一体何があるのだろう」と考えてしまいますね。映画に出てくるトンネルの画像と比べてみるとそっくりです!しかし不思議な世界に迷い込んでしまう前のトンネルは赤い色なので、このトンネルをくぐっても不思議な世界へ行き帰ってこれなくなってしまうなんてことはありませんのでご安心くださいね!もしもこのトンネルが赤い色に変わった時は…なんて想像すると楽しいですよ!
 

九份がモデルになってっていうのはウソ?

当初、その姿が似ていることから、九份が千と千尋の神隠しのモデルになったのでは?と言われましたが、こちらの『【台湾の九份&某旅館はモデル・舞台ではありません】ジブリのデマのまとめ【都市伝説/千と千尋の神隠し】』という記事によると、宮﨑駿さんは完全否定されてるみたいです。

一応このインタビューの元動画はこちら。3:26あたりから、この質問と宮﨑駿さんの回答のくだりがあります。



ただもし千と千尋の神隠しのモデルになってなかったとしても、九份は素敵な場所なので、まだ行った事がない方はぜひ訪れてみて下さい♪

あくまで「似ている」のであって「モデル」になったわけではありません。しかも実際にモデルになった場所は日本国内なんだとか!「千と千尋の神隠し」を作成したスタジオジブリ側も九扮がモデルだとは公言していません。何度も言いますが、あくまで「似ている」レベルです。これだけ広い地球上で似ている場所がいくつかあってもおかしくありませんからね。

なんと今まで見てきた場所は実はモデルとなった場所ではなかっただなんて…!しかし実際にはモデルとなった場所でなかったとしても、とても似ているのは事実ですよね!モデルとなった場所は日本に存在しているようですが、「千と千尋の神隠し」の世界を感じたいという人は、1度訪れてみても良いでしょう。モデルになっていなかったとしても、素敵で不思議な雰囲気の漂う観光名所ということに変わりはありません。

九扮はどこにあるの?

台湾を代表する観光名所となった九份には一年を通じて多くの観光客が訪れます。九份へのアクセス方法をご紹介します。

台湾北部にある、台北県瑞芳鎮にある山あいの町が「九扮」です。「千と千尋の神隠し」のモデルと噂されてからは日本人観光客が急増したんだとか。台湾人観光客とともに大盛り上がりしている観光地なんですよ。アクセス方法はバスと電車の2種類!でも、実際に訪れた方に聞いてみるとバスを利用したほうがいいかもしれないとのことです。

噂が広まったことによって日本人の観光客も急増していただなんて、やはりジブリ作品の影響とはすごいものですね!さらに日本人だけではなく、地元の台湾人の観光客の方も一緒に盛り上がっているということを聞くと、なんだかちょっと嬉しくなってしまいます。実際にモデルにならなかった場所だとしても、国を超えて盛り上がることができるのは素敵ですよね!アクセスは電車で行くのも良いですが、やはりバスの方が行くまでが楽です。
  
 

アクセス方法

(1)飛行機で台湾へ
成田空港から飛行機で台湾空港へ行きます。

(2)電車で最寄駅へ
台湾鉄道を利用して瑞芳(ルイファン)駅に行きます。
特急を利用すれば30分から40分で到着します。

(3)バスを使って九份へ
瑞芳駅から九份行きのバスが出ています。
バスで約10~20分で到着します。

台湾から九扮へ向かうバスは「基隆客運」という感謝が運行しています。観光バスタイプで黄色か青色のバスになっています。バスを利用する場合はMRTの忠孝復興駅前から乗車するのが一番無難ですよ。台湾鉄道の松山車站から乗車する方法もありますが、休日にもなると忠孝復興駅前の時点で満席になっていることもありますのであまりおすすめできません。

多くの観光客の方はまずは電車を使い瑞芳駅まで行き、そこからバスに乗り換えて目的の場所までの一番近い停留所へ行くという行き方をするようですね!最寄りの駅・瑞芳駅からはバスで約10~20分ほどということなので、最寄駅から徒歩で行くというのは困難でしょう。したがってバスで行くことをオススメする人が多いのですね!またツアーで行く方は高速バスでそのまま九扮へ行くということが多いようですので、心配な方はツアーで行くと良いでしょう。
  
  
 

地図



ぜひ台湾で名作「千と千尋の神隠し」のような世界を楽しんでみてください。
最終更新 : 2016年05月24日

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