三途川を渡った先にあるのは…。日本に点在する「地獄への入り口」


生と死は私たちの生活と密接に関係しているものです。仏教を始め、さまざまな宗教では地獄という概念が説かれてきました。日本においても、その地獄に関係しているという場所がいくつか残されています。世にも不思議なスポット、地獄への入り口をご案内します。

その響きに魅了される「地獄への入り口」

「人は死んでしまったらどこに行ってしまうのか。」死後の世界は、現代でもまだ解明されていない事実であり、人々の長年の疑問でもあります。そして、多くの宗教で言われているのが、死後の天国と地獄という概念。特に「地獄」という概念は長年私たちを魅了してきました。

証として、全国のさまざまな場所に地獄と名の付くスポットを見つけることができますし、「悪いことをしたら地獄に堕ちる」という概念は長年伝えられてきたことです。そんな地獄に大いに関係しているのではと言われている場所が、「六道珍皇寺」と「恐山」です。

地獄へ通じる井戸「六道珍皇寺」

六道のお寺六道珍皇寺

「地獄への入り口」があるとされている場所のひとつが、京都にある六道珍皇寺です。六道さんと呼ばれることもあり、遠い昔には、現世とさまざまな六道の世界をつなぐ場所とされる「六道の辻」と呼ばれていました。今でも、冥界と現世をつなぐと言われる井戸が残されています。

さて、六道では、私たちが今いる「人間道」の他、「畜生道」、「地獄道」、「飢餓道」、「修羅道」、「天道」も6つの世界があると説かれています。六道ではこの世界を魂が絶え間なく回っていると説かれています。「六道の辻」とは他の5つの世界と人間の世界をつなぐいわば冥界への入口だったのです。

地獄へ通じる井戸

今でも冥界の入り口だと言われていた場所が残されています。寺の中にある「冥土通いの井戸」と呼ばれるものです。平安時代、失くした母に合うために、現世と地獄を行き来したある役人の伝説が元になっています。さらにその奥には、「黄泉がえり井戸」というものもあります。

■ 基本情報

  • ・名称: 六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
  • ・住所:地京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
  • ・アクセス: 京都駅より市バス206番→清水道下車より徒歩5分
  • ・拝観時間: 9:00~16:00 
  • ・電話番号: 075-561-4129
  • ・公式サイトURL: http://www.rokudou.jp/

青森県下北半球の「恐山」

いかにもな雰囲気のある恐山

名前からして雰囲気のある恐山。日本三大霊場のひとつであり、多くの死者の霊が供養されてきました。祭りの時期になると、死者の魂を呼び出せるとされるイタコによって現代でも口寄せというものがとりおこなわれています。生と死が入り混じる何とも不思議な場所です。

冥界への入り口?三途川

恐山の中には、三途川と書かれたいかにも雰囲気のある川が流れています。硫黄のにおいがその雰囲気をさらに引き立ているのです。三途川を上った先は果たして地獄が待っているのでしょうか?

三途川の後に待ち受けるものとは

三途川を渡ると、岩や砂などで覆われた閑散とした場所が見えてきます。硫黄の香りに包まれた場所は、まさに地獄の風景とも言えるでしょう。しかし、恐山にあるのは地獄だけではありません。さらに先に行くと、湖を臨める天国のような場所も存在しています。

地獄の光景から一転、青い青い宇曽利山湖。極楽の景色もちゃんとありました。

■ 基本情報

  • ・名称: 恐山(おそれざん)
  • ・住所: 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
  • ・アクセス: 下北駅より恐山線のバスに乗って約40分。「恐山」で下車後すぐ
  • ・営業時間: 6:00~18:00(季節によって変動あり)
  • ・電話番号: 0175-22-3825(恐山事務局)
  • ・料金: 500円
  • ・公式サイトURL: http://simokita.org/sight/osore/

まとめ

紹介した「六道珍皇寺」、「恐山」とも地獄にまつわるさまざまな伝説が残り、地獄に繋がっていると言われてきた場所でした。さて、地獄に関係している場所と言われていますが、足を踏み入れたその先にあるのは、本当に地獄なのでしょうか、それとも声を失うほどの絶景なのでしょうか。

素材提供:トリップアドバイザー
最終更新 : 2016年01月08日

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