名古屋城の見どころまとめ。金のしゃちほこがお出迎え♪



名古屋城は、訪れたことがなくてもその名を聞いたことがある!って人は多いのではないでしょうか?日本100名城の1つに選ばれ金の鯱で有名な城です。名城や金城の異名を持ち「尾張名古屋は城で持つ」と言われ、「金のシャチホコ」がシンボルとなっています。昭和20年の空襲で、残念な事に大部分が消失してしまいましたが戦後の再建工事によって今現在はほぼ元の姿を取り戻しているそうです。

徳川御三家のひとつ尾張徳川家の居城となり、江戸時代からずっとランドマークとして市民に親しまれてきたお城の由来や見所とともに近隣の魅力について紹介します。

1.名古屋のランドマーク「名古屋城」とは?

名古屋城の歴史

名古屋城の築城には、徳川家康の命により多くの西国大名が携わり、その当時の築城技術の粋を集めた物となりました(写真は焼失前の名古屋城と本丸御殿)。

徳川家康がここから大阪城ににらみを利かせていたわけですから、大阪城の豊臣秀頼と淀殿は気が気でなかったでしょうね・・・築城の2年後には、天守閣などが完成したのですから多くの大名が家康側についていたことも分かるというもの。

昭和20年の空襲で、城の大部分が消失しましたが、戦後の再建工事によって今現在はほぼ元の姿を取り戻しています。現在は本丸御殿の復元工事が実施されています。



また、戦禍を免れた障壁画などは、国の重要文化財として今も大切に保管されています(写真は特別公開された「竹林豹虎図」の一部)。

徳川家康と名古屋城

名古屋城は、関ヶ原の合戦後江戸幕府を開いた徳川家康が、慶長14年(1609)、江戸幕府の東海道の要所として、また大阪方への備えとして築城しました。家康の九男義直のために作られた城で、義直以降、徳川御三家のひとつ、尾張徳川家の居城として、明治まで使われました。

名古屋城案内図

名古屋城の別名は「金鯱城」「金城」。梯郭式平城で、日本100名城に選定されています。尾張藩時代の遺構として現存しているのは、西南隅櫓、東南隅櫓、西北隅櫓、表二之門、二之丸大手二之門、旧二之丸東二之門の6棟のみ。全て重要文化財に指定されています。

2.名古屋のシンボル「名古屋城」の見どころ

金の鯱(しゃちほこ)

名古屋城と言えばやっぱり「金の鯱」ですよね。1612年の竣工当時は、一対で慶長大判1940枚分、純金にして215.3kgの金が使われたと言われています。高さは約2.74mありました。

途中、藩財政の悪化で金の純度が下げられたり、盗難防止・鳥除けの金網が張られたりしました。更に、1873年(明治6年)のウィーン万国博覧会に出品されたこともあります。

この名古屋城のランドマークでもある「金の鯱」は、徳川家康が天下人であると大名に威厳を示す為だと言われているんですよ。雄雌が対になっているのですが、この鯱には大阪城にいた秀吉の子供である秀頼の呪詛が込められているとの噂もあります。

名古屋城に鯱が乗せられたと同時に秀頼は原因不明の病で倒れてしまいます。どうも名古屋城から妖気が立ち込め、秀頼に取り憑いたのだとか・・・

太平洋戦争の空襲で大半を消失してしまいましたが、残骸から金を抽出し、冠頭や金茶釜に加工して保存されています。今の金鯱は戦後復元された物です。天守閣の5階には実物大のレプリカが展示されており、乗ったり触ったりすることができます。

天守閣

天守閣は復興天守閣で、閣内は名古屋城の貴重な所蔵品や江戸時代の城主や城下の人々の暮らしをうかがい知ることができます。

この天守閣から徳川家康は何を思っていたのでしょうか。家康の気持ちになって城下を見渡してみるのも良いかも知れません。 

最上層の天守閣展望室からは、遙か遠くに広がる濃尾平野をはじめ、天気の良い日ならば、木曽の山々や飛騨の山、白山、伊吹山などがはっきりと見渡せることもあります。

本丸御殿

名古屋城の本丸御殿は、城郭として国宝第一号に指定されましたが、太平洋戦争の空襲によって焼失してしまいました。 今現在は、焼失前の本丸御殿を出来る限り忠実に再現するため、旧来の材料・工法を用いながら慎重に復元工事が進行しています。

徳川時代の幕開けにもなった名古屋城が、再建されるとあり海外のメディアも注目しています!!完成したら是非ご覧になってくださいね。

2017年に復元工事完了、翌2018年に全体公開を予定しています。




清正石

加藤清正公が運んできた巨石として有名な「清正石」。その大きさは、他の石と比べると一目瞭然。

天下普請の名目で、加藤清正や黒田正則がこの名古屋城の建築に携わったことは有名なことですよね。外様
大名が20数家、この築城に関わっているのですが、実はこの石。黒田長政の丁場にあったものだそうで、運んだのが加藤清正だった為にそう呼ばれるようになったそうです。

天守台には、清正の下で働いた石工達が残した刻印が沢山残っており、見所の一つとなっています。

桜の名所

名古屋城は、名古屋を代表する桜の名所です。3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノやシダレザクラを中心に約10種類、1000本の桜が咲き誇ります。緑色の花をつける珍しい桜「ギョイコウ」は4月中旬頃が見頃。桜の開花時期に合わせてライトアップも行われます。

美しい桜と名古屋城のショットは、名城と言って良いほどに美しいもの。金の鯱さえもかすんでしまうほど満開の花の下で記念撮影といきましょう!!



名古屋城春の陣

桜の開花時期に合わせて行われる名古屋城春のおまつり「名古屋城春の陣」。城内の桜のライトアップのほか、重要文化財の「西北隅櫓」の特別公開、火縄銃の実演など各種イベントを開催。また名城屋台の出店もあります。

コスプレした?武将がウロウロ歩いているので、見つけたら記念撮影をお願いしてみては?織田信長や徳川家康など皆さんばっちり決まってますね!!こちらは「武将隊」といって、素人さんではなく戦国祭り専門職だそうですよ。毎回イケメン揃いで、女性との写真撮影でてんやわんやしています。

3.美味しい名古屋めしをお城で!名古屋城でいただくグルメ・土産情報

名古屋城のグルメ、土産情報です。旅の思い出にはグルメも土産も欠かせません!さっそくチェックしてみましょう。美味しい名古屋めし勢ぞろいですよ!

正門横食堂

味噌カツ、きしめん、天むすなど名古屋めしがそろっています。名古屋めしがダブルで楽しめるセットものがおススメ!写真は、味噌カツ丼ときしめんの付いたミニかつ定食1000円。隣にはお土産店もあって便利ですね。

どこに行っても、必ず見かけるのが味噌カツです!!八丁味噌と呼ばれる、濃厚な味噌がこれまたカツとマッチングするんですよね。ボリュームがあり、リーズナブルな定食は食べなきゃ損!!

■ 基本情報

  • ・名称: 正門横食堂
  • ・住所: 愛知県名古屋市中区本丸1番1号 名古屋城内
  • ・アクセス: 名古屋市営鶴舞線浅間町駅1番口 徒歩11分
  • ・電話番号: 052-231-1655
  • ・参考サイトURL: http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/

名古屋城きしめん亭                 

名古屋名物きしめんのお店。単品でいただけますが、セットメニューもおススメ。きしめん、味噌串カツ、いなり寿司、名古屋土産にも買って帰りたい金シャチ饅頭がついた「お城セット(1200円)」が人気です!!

さすが!!金の鯱をかたどった饅頭は名古屋の象徴でもあるのですが、定食にまでついているとは・・・驚きを隠せません。食べきれなかったら持ち帰って頂いてくださいね。

■ 基本情報

  • ・名称: 名古屋城きしめん亭
  • ・住所: 愛知県名古屋市中区本丸1-1 名古屋城内
  • ・アクセス:地下鉄 名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分/ 鶴舞線 「浅間町」 下車
  •        1番出口より徒歩12分/名鉄 瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分
  • ・営業時間: 10:00~16:00
  • ・定休日:12月29日~正月(1月1日)
  • ・電話番号: 052-211-4509
  • ・参考サイトURL:http://www.aichi-udonsoba.com/shopinfo/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%9F%8E%E3%8....(愛知県めんるい組合) 

人気のお土産!本丸御殿復元のシンボル「NC400」グッズ

本丸御殿復元のシンボルマーク「NC400」が付いてる商品はお土産に人気。相手に渡すとき「名古屋城に行ってきたんだな」と思わせるお土産の方がやっぱり喜ばれますよね。もちろん、お城好きの自分用にも。金ピカなところがいかにも名古屋土産らしい!写真のような置き物も存在感があってもらってうれしいかも。

無難なところでは、やはりお菓子系でしょうか。ういろうやきしめん、鯱もなか、名古屋城限定「金シャチ飴」など。

個性的なお土産がたくさんあるので、色々と買って帰りたくなりますね!!ういろうやきしめんな人気もありますし、本場のういろうはやっぱり美味しい!!もっちりした、あの触感は癖になりますよ。

4.その他の見どころ

名古屋おもてなし武将隊

武将都市・名古屋をPRするために結成された部隊。三英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など名古屋にゆかりのある武将6人と、陣笠隊の4人で結成。土日を中心に二の丸広場で、おもてなし演武が披露されています。

こちらは春の陣にも活躍しているので、見かけたら記念撮影をお願いしてみましょう。皆さん気さくに写真におさまってくださいます。

こちらはゆるキャラ「はち丸」

戦国武将とは一変!こちらはゆるキャラ「はち丸」。名古屋市のマスコットキャラクター。名古屋城にも出没することもあります。ちなみに、頭にオスの金鯱とエビフライを飾っている女の子・エビザベス(なごやジョウ)は友だち。

ゆるキャラは子供たちに大人気で、いつもたくさんの子供が寄ってきていますよ!!

名古屋城内堀に棲む最後の2頭の鹿

名古屋城の内堀には、2014年10月現在、2頭の鹿が棲息しています。客寄せのため、昭和27年に地元の東山動物園から3頭を貰い受け、ピーク時には56頭いたそうですが、城の改修工事の影響や餌の減少などで激減してしまったそうです。

天然の鹿って貴重なんですが、やはり餌がないことが厳しいのでしょう。城が綺麗になると引き換えに動物の居場所がなくなるのは切ないもの。かわいい姿を見かけたら、脅かしたりせずに優しく見守ってくださいね。

5.名古屋城に行った人の感想


6.名古屋城と一緒に見たい周辺観光地と名古屋グルメ

名古屋城だけで名古屋観光を終わらすのはもったいない!周辺の観光地とおススメの名古屋グルメをご紹介したいと思います。

名古屋テレビ塔

日本で最初に完成した集約電波塔。高さは180m。地上100mにある展望台からは名古屋市街を一望、夜はロマンティックな夜景もおススメです。テレビ塔自身もライトアップされます。近くにはオアシスもあるので、デートスポットとしても人気です。恋人の聖地にも指定されています。

以外に地味な塔なのですが、夕方や週末いはカップルで賑わっています。なかなか、観光に来てここに登る人は少ないようなのですが、時間が許すなら立ち寄りたい場所。雪の季節には真っ白な雪が塔に降り注ぎ美しいですよ。

■ 基本情報

  • ・名称: 名古屋テレビ塔
  • ・住所: 愛知県名古屋市中区錦3-6-15先
  • ・アクセス: 名古屋市営地下鉄栄駅から徒歩3分
  • ・営業時間: 10:00~22:00 ※1~3月は~21:00、土・日曜・祝日は11時~
  • ・定休日: 無休
  • ・電話番号: 052-971-8546
  • ・料金: 大人700円、高校生600円、小中学生300円、シルバー(65歳~)600円
  • ・公式サイトURL: http://www.nagoya-tv-tower.co.jp/

宝生院 (大須観音)         

正式には「北野山真福寺宝生院」。浅草観音、津観音と並ぶ日本三大観音と格式高いお寺です。活気があっていろいろと楽しめる要素満載の大須商店街の入口にあるので、大須商店街とセットで訪れたい場所です。

こちらでは、路上でライブも行われることで有名!!広い敷地に未来のミュージシャンの歌声が響きわたります。大須では超ド定番のスポットで、ここから商店街巡りが楽しめますし活気があって名古屋らしさも満喫できます。

■ 基本情報

  • ・名称: 宝生院 (大須観音)
  • ・住所: 名古屋市中区大須2-21-47
  • ・アクセス: 地下鉄鶴舞線 大須観音駅 2番出口 徒歩3分
  • ・電話番号: 052-231-6525
  • ・公式サイトURL: http://www.osu-kannon.jp/

ひつまぶし

名古屋名物ひつまぶし。名古屋城周辺で美味しいひつまぶしがいただけるのは、昭和28年(1953年)創業の老舗「しら河」。ひつまぶし2450円。ほどよく脂がのっていて、表面はカリッと香ばしく焼き上げられたうなぎはさすが老舗どころ。

ところで、ひつまぶしの食べ方知っていますか?1杯目はそのままで。2杯目は薬味をかけて。最後は2倍目は出し汁をかけてお茶漬け風にいただきます。

名古屋にきたら、絶対に味わいたい一品!!もとは賄い飯だったともいわれているのですが、こんな美味しい賄いなら何時でも食べたいですよね。寒い冬でも、うなぎを美味しく食べる工夫から生まれたともいわれますが先人の知恵に脱帽しかありません。

■ 基本情報

  • ・名称: しら河 浄心本店
  • ・住所: 愛知県名古屋市西区城西四丁目20-12
  • ・アクセス:地下鉄「浄心駅」2番出口より徒歩2分
  • ・営業時間: 11:00~14:00 17:00~22:00
  • ・定休日: 無休
  • ・電話番号: 052-524-1415
  • ・公式サイトURL: http://www.hitsumabushi.jp/pcindex.html

味噌煮込うどん

こちらも名古屋めしの代表格、味噌煮込うどん。味噌煮込うどんといえば、言わずと知れた有名店!明治40年創業の老舗・山本屋本店がおススメ。名古屋城周辺にはありませんが、名古屋駅新幹線地下街エスカに入っています。

コシの強い手打麺に、しっかりとした味わいのスープが絡み、絶妙な味わいを醸し出します。夜遅くまで営業しているのもうれしいですね。

名古屋名物なのに、地元の人は普段は食べないのだとか・・・豆味噌を使うのは味噌煮込みうどんで、その他の味噌の場合は田舎煮込みうどん・田舎風味噌煮込みうどんとも言うそうです。寒い季節にはたまらなく美味しい!!

■ 基本情報

  • ・名称: 山本屋本店 エスカ店
  • ・住所: 名古屋市中村区椿町6-9新幹線地下街エスカ
  • ・営業時間: 10:00~22:00(ラストオーダー21:30)
  • ・定休日: エスカ地下街と同じ
  • ・電話番号: 052-452-1889
  • ・公式サイトURL: http://yamamotoyahonten.co.jp/

7.名古屋城観光におススメのホテルは?

名古屋城周辺で宿泊するなら「ウェスティンナゴヤキャッスル」がおススメです。客室の窓からは名古屋城を眺めることができます。

名古屋城を目の前に臨むロケーションで人気がありますよ。目の前に名古屋城が見えることから、この名称になったそうです。朝もやにかかる名古屋城が見えるのも、得した気分になりませんか?人気のホテルなので予約はお早目に。

特に夜はライトアップされた名古屋城がとってもキレイ!ただし、全室眺望できるわけではないので、事前に確認を。

■ 基本情報

  • ・名称: ウェスティンナゴヤキャッスル
  • ・住所: 愛知県名古屋市西区樋の口町3―19
  • ・アクセス:名古屋高速丸の内出口3分 浅間町駅徒歩8分
  •       ホテル~名古屋駅間無料シャトルバス20分(タクシー8分)
  • ・電話番号: 
  • ・料金: 8509円~(ツインキャッスルサイド) じゃらん
  • ・公式サイトURL: http://www.castle.co.jp/wnc/

8.名古屋城についての詳細

地図はこちら

■ 基本情報

  • ・名称: 名古屋城
  • ・住所: 愛知県名古屋市中区本丸1−1
  • ・アクセス:
  •  [地下鉄]
  •  ●名城線「市役所」下車、7番出口より徒歩5分
  •  ●鶴舞線「浅間町」下車、1番出口より徒歩12分
  •  [市バス]
  •  ●市バス 栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
  •  ●なごや観光ルートバス「メーグル」で「名古屋城」下車
  •  なごや観光ルートバス「メーグル」の案内
  •  ●基幹2号系統「市役所」下車、徒歩5分
  •  [名鉄]
  •  ●瀬戸線「東大手」下車、徒歩15分
  • ・営業時間: 9:00~16:30(天守閣・本丸御殿への入場は16:00まで)
  • ・定休日: 12月29日~31日、1月1日(4日間)
  • ・電話番号: 052-231-1700
  • ・料金: 大人500円(中学生以下は無料、名古屋市在住65歳以上の方は100円)
  • ・公式サイトURL: http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
ここからは名古屋城の見所をさらにご紹介したいと思います。

9.   正門

さて、名古屋城の正門前に立ってみましょう。とても立派な建物なのですが、残念ながら戦災で消失してしまい、現在あるものは昭和34年に天守閣と一緒に再建されたものです。消失する前の正門は、明治43年、旧江戸城にあった「蓮池御門」が移築されたものでした。

再建されたものとは言え、天下の名城・名古屋のお城に相応しい御門だと思います。ここから先は、しばらく西の丸エリアになります。

■ 基本情報

10.  カヤの木(天然記念物)

このカヤの木は天然記念物に指定された木です。この名古屋のお城が建った時にはすでにあったものです。尾張徳川藩の藩祖で、徳川家康の9男であった義直公が大坂の陣に出陣する際、この実が食膳に出されたと伝えられているものです。

この天然記念物のカヤの木は、正門をくぐった左手正面、お土産やお食事処のすぐ向こうにあります。こんないわれを知って眺めるとなかなか感慨深いと思います。

■ 基本情報

11. 西南隅櫓(重要文化財)

正門をくぐってまっすく行くと左に最初に見えるのが、未申櫓(さるひつじ)櫓とも呼ばれる、重要文化財の「南西隅櫓」です。空堀を隔てて見えるこの櫓は、屋根が2層、内部が3階の櫓になっています。櫓の西と南の両面に張り出しているのは「石落とし」で、その上に屋根が葺かれています。

この櫓は1891年(明治24年)10月の濃尾大地震の際、石垣と共に崩壊してしまいましたが、宮内庁によって復旧されました。鬼瓦に菊のご紋があるのはその為です。

■ 基本情報

12. 本丸御殿復元工事木材加工場・原寸場

西南隅櫓を右手に見てお堀にそって進んでいくと天守閣が右手に見えてきます。ここからはお城の「御深井丸(おふけまる)」と呼ばれるエリアです。天守閣の反対側に見えるのが、「本丸御殿復元工事の木材加工場・原寸場」です。こちらには見学通路が設けられていて、作業を見学することができます。

この加工場は、月曜日~土曜日の午前9時~午後4時まで公開されています。工事の都合上見学できないこともありますので事前にご確認下さい。

■ 基本情報

13. 乃木倉庫

乃木倉庫は御深井丸展示館を左奥、「西北隅櫓」の方向に行った場所にあるレンガ造りの建物です。この倉庫は陸軍の弾薬庫として明治に建てられたものですが、現代の名古屋城とも大きなかかわりがある場所です。戦災にあった名古屋城が今も沢山の貴重な美術品を所有しているのはこの倉庫のお陰でもあります。

空襲が始まる前に一部の障壁画はこの倉庫に避難していました。天守閣・本丸御殿は焼失しましたが、この倉庫は難を逃れました。乃木倉庫がなければ現在目にすることのできない美術品もある訳ですね。

■ 基本情報

14. 西北隅櫓(重要文化財)

乃木倉庫のもう少し奥に、こちらも重要文化財の「西北隅櫓」があります。これは城の西北(戌亥)にある為「戌亥隅櫓」、あるいは清須城の天守閣或いは小天守閣を移築したといういわれから「清須櫓」とも言われています。北面・西面に「落狭間」を造り千鳥破風で装飾されています。

3重3階の大きな櫓です。規模としては宇和島城の天守閣を凌いでいます。1950年(昭和25年)重要文化財に指定されました。

■ 基本情報

15. 旧二之丸東二之門 (重要文化財)

「冠木門」と呼ばれ、二の丸の東門で三の丸からの入り口になっていた門です。昭和38年にもとあった場所から解体され、昭和47年にこの場所「本丸二之門」の位置に移築されました。天守閣と同じ慶長17(1614)年頃造られたとされています。

使われた木材は太く堅固なつくりの門です。冠木や扉には帯鉄が打ち付けられた本瓦葺の高麗門です。二之丸大手二之門とほぼ同じ形をしています。

■ 基本情報

16. 東南隅櫓 (重要文化財)

慶長17(1614)年頃頃建てられた隅櫓で、辰巳(たつみ)櫓とも呼ばれます。規模と外観は11の西南隅櫓と同じですが、落狭間の破風が上の屋根の東面についている点が違います。鬼瓦などに葵のご紋が見えます。創設当時の姿を伝える隅櫓です。

屋根の上にある鯱は、明治43(1910)年、当時の東京城(旧江戸城)からこの隅櫓に移されたものだと言われています

■ 基本情報

17. 表二之門 (重要文化財)

東南隅櫓を見た後は、表二之門を通って再び西の丸エリアに戻りましょう。表二之門は古くは「南二之門」と呼ばれ本丸大手の外門だった門です。本瓦葺の高麗門で、門柱と冠木には鉄板張がなされ、使われた木材は木割の太く堅固な門として作られています。名古屋城建築当時の貴重な建物です。

門脇の袖塀は土塀。鉄砲狭間を配して要害としての堅固さを持たせています。昭和25(1950)年重要文化財に指定されました。

■ 基本情報

18. 名勝 二之丸庭園 

さて、表二之門をでたら左に曲がって名勝「二の丸庭園」へ行きましょう。二の丸庭園は元和年間(1615年~1623年)に二の丸御殿を造営の際、御殿の北側に造られた「枯山水回遊式庭園」のお庭で、現存する数少ない城郭庭園です。

天守閣や金のしゃちほこに目が行きがちな名古屋城ですが、二の丸庭園の素晴らしさも別格です。9:00~16:30まで開いていて15分で見学できますので、是非ご覧下さい。

■ 基本情報

名古屋城の情報はいかがでしたか?天守閣ではエレベーターで上まで登る事ができたり実物大の金のシャチホコにまたがって写真を撮ることができたりするのを知らなくて驚きました。また歴史ある城だけあり展示物がとても多いですね。最上階まで行くと市内が見渡せるそうなので訪れた際はぜひ登ってみて下さい。春には桜の名所としてたくさんの人がお花見に訪れます。名古屋駅からのアクセスもしやすく、時間がない方もタクシーで1000円位でいけるので、近郊で名古屋メシを食べて熱田神宮などを回ってみてはいかがでしょうか?

素材提供:トリップアドバイザー
最終更新 : 2016年05月15日

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