世界で最も危険な街!?サン・ペドロ・スーラってどんなとこ?

世界で一番危険な国とされている中米のホンジュラスにある『サン・ペドロ・スーラ』。好奇心をそそるこの世界で最も危険な街という表現。なぜそのように言われるのでしょうか?この建物だけ見ていると、まさか治安などが悪いようには見えませんが…。

1.サン・ペドロ・スーラとは? 

スペイン語県の国ホンジュラス。2番目に大きい街サン・ペドロ・スーラには約144万人の人が暮らしています。ホンジュラスの首都はテグシガルパですが、サン・ペドロ・スーラはホンジュラスの経済の中心を担っています。平均気温は最低22度、最高31度で常夏の国です。

ホンジュラスは中央アメリカに位置する小さな国です。サン・ペドロ・スーラはホンジュラスの北西部に位置しています。ここには中央アメリカ最大のバスターミナルがあり、市民や近隣に住む外国人の足となっています。また、鉄道もありますが、現在は旅客サービスはなく、貨物のみとなっています。博物館や公園もあります。

2.サン・ペドロ・スーラってどんなにアブナイの?

サン・ペドロ・スーラは一見すると普通の町並みですが、一歩中に入ると人気はなく、スリや盗みをはたらく若者がウロウロしています。1年間の10万人あたりの殺人件数159人という数値は世界一で、日本は1人前後。これはイラク、アフガニスタンを含めての話で、どれだけ治安が悪いかが数字からわかります。

無法地帯と化してしまった地域には警察すら入りません。多くの人は職を失い、麻薬を売買して生活しています。刑務所は犯罪者で溢れかえり、看守も全く受刑者の悪行に介入しません。警察内での汚職が国民の信頼をなくす原因となっています。夜は警察とギャングの戦い、ぶらついていると職務質問されま す。

ラピディートと呼ばれるミニバス。市内を走る貴重な交通手段です。
通りを1本中に入ると全く人気がありません。

荒れ廃れた町並み。多くの人は職がなく、犯罪に手を染めてしまいます。

麻薬の経由地として知らせ、麻薬組織間の抗争や青少年凶悪犯罪集団の殺人、強盗、誘拐などが多発しています。人がいないような道には絶対に立ち寄ってはいけません!人混みが苦手だからというようなレベルではありません。ふと、犯罪者が現れ、金品だけでなく、命をも奪われる可能性があります。また、安易に麻薬に手を出さないように!!

3.サン・ペドロ・スーラを訪れた人の声

危険ということは前提としてありますが、仕事などの都合でこの街を訪れなければならない人もいますよね。実際に足を運んだ人の感想はどのようなものでしょうか…?


怖いもの見たさや度胸試しで訪れてみたいなんて思う人もいるかもしれませんが、命は一度だけです。そんな危険を冒してまで行くべきところではありません。でも、どうしても行かないといけないなら、現地のガイドを頼んだり、誰かと行動を共にし、一人では行動しないようにしましょう。世界で一番危険なんてただごとではないですよ。

4.サン・ペドロ・スーラに滞在する際の注意

サン・ペドロ・スーラは、冗談抜きで世界でトップクラスの「殺人事件の多い町」です。ですから、どうしても行かなければならない時は、海外渡航情報などを熟読して渡航することをおススメします。

こちらは2015年1月現在のホンジュラスの危険度情報です。ホンジュラスそのものが「渡航の是非を検討する」レベルになっています。サン・ペドロ・スーラ以外にも、近隣の土地は同じように危険です。(画像内の薄い黄色は充分注意、濃い黄色は渡航の是非検討を表しています)

真っ黄色ですね。自分さえ気をつけていれば大丈夫というレベルではないので、できるなら、渡航は避けたいですね。殺人も恨みや損得だけでなく、理由もなく殺されたりしてしまいます。言葉もわからず、怖い思いをするのは嫌ですね。もし、どうしても行かないといけないなら、覚悟を決めて、細心の注意を払って過ごしましょう。

情報収集を欠かさない

サン・ペドロ・スーラ、およびホンジュラスに滞在する際には必ず外務省、在ホンジュラス日本国大使館、現地関係機関より最新の情報を入手するようにしましょう。いつ地域の危険度が上がるかは誰にもわかりません。身を守るためには最新の情報を入手することが不可欠です。

もちろん、その情報がすべて正しいとは限りません。でも、ある程度の状況を把握しておくことは大切です。また、その情報以上に事態が悪化していることもありえます。できるだけ、多くのところから最新の情報を入手しておきましょう。いざ、何かが起きた時にどこへ連絡するか、日本の連絡先とホンジュラスでの連絡先をメモしておきましょう。

届け出をしておく

現地に3か月以上滞在するのであれば、到着後すぐに在ホンジュラス日本国大使館に「在留届」を提出しましょう。届出事項に変更が生じた場合やホンジュラスを去る際には、必ずその旨も届け出ましょう。届け出は在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録が簡単です。

届けを出しておけば、外務省から危険情報などがメールで送られてきます。最新の情報が容易に入手できるので、大変ありがたいです。また、万が一、身の上に何か起きた場合は、登録しておいた日本の連絡先へ外務省から連絡がいくようになっています。海外へ3か月以上滞在する場合はホンジュラスに限らず、在留届を出しましょう。

滞在中気を付けるべきこと

(1)夜間は不要な外出をしない。また昼間でも単独行動はできる限り避ける。
(2)徒歩での移動は極力避け、たとえ近距離でも車両で移動する。
(3)外出時は目立たない服装をし、現金は分散して所持、貴金属類などを身に着けない。
(4) 犯罪者のほとんどが銃器を所持していると考えられるので、決して抵抗しない。しかし金目のものを何も所持していない場合、強盗犯が逆上して発砲するケースもあるので、財布には300レンピーラ(約 1,500円)程度の現金を入れておく。
(5)「ラピディート」と呼ばれるマイクロバス内で強盗が多発していることから、これらの交通機関や「コレクティーボ」(相乗りタクシー)の利用は避け、ラジオタクシーを利用する。特に夜間の流しのタクシーは絶対に利用しない(強盗に豹変する場合あり)。
(6)車両強盗が多発しているため、走行中や駐車しておいた車に戻る際などには、周囲をよく確認する。
(7)滞在先に見知らぬ者が訪ねてきたら、たとえ制服を着た警官であっても絶対にドアを開けない。 (8)飲食店を狙った強盗事件も散発しているので店のセキュリティー状況(警備員の配置等)についても注意を払い、万一銃撃戦等が発生した場合は、床に伏せる等の対応をとるように心掛ける。

知り合いやタクシーなどで家もしくはホテルまで送ってもらう際は、きちんと家の中に入るまで見守ってもらいましょう。家の敷地内に強盗が入っている場合も考えられます。必要以上に注意を払ったほうがいいです。日本では予期しないような出来事が日常的に起こっていると考えましょう。人混みができているところなども事件に巻き込まれないよう近づかないように。

渡航安全情報を得るには

国内から安全情報を得るにはMOFA(外務省海外安全ホームページ)を参考にするのが1番確実だと思います。他にも問い合わせ窓口としては、外務省領事サービスセンターもあります。

実際にそこに住んでいるいる人と連絡が取れたらいいですね。知り合いがいれば、心強いものです。ですが、そう簡単に知り合いはできませんね。仕事関係で訪れるなら、しっかりと取引先などと連絡を取り、安全面をきちんと確保してもらうようにしましょう。自分でできることはまずは外務省の情報をしっかりと把握しておくことですね。

■ 安全情報を得られる窓口


5.サン・ペドロ・スーラの詳細情報

こうして街を俯瞰してみると、街の治安の悪さなどは全くわからないのですが、みかけではわからないものですよね…。

大きな美しい教会があって訪れたくなりますよね。主要は博物館も3か所あるようですし、観光にいいですね。まだまだ治安が心配な場所ですが、いつの日か安全面が確保されて、ゆっくりと観光できる街になってほしいですね。そのためには経済、政治、教育など色々な面が改良されなければなりませんね。

■ 基本情報

  • ・名称: サン・ペドロ・スーラ
  • ・住所: バリオ・ブールバード・モラサン ホンジュラス サン・ペドロ・スーラ
  • ・アクセス: ラモン・ビジェダ・モラレス国際空港
  • ・オススメの時期 :オススメしません

■ ホンジュラスでトラブルに遭った時の連絡先

  • ・名称: 在ホンジュラス日本国大使館
  • ・住所: Col.San Carlos, Calzada Rep. Paraguay, Tegucigalpa, D.C., Honduras, C.A. (Apartado Postal 3232)
  • ・電話番号: 2236-5511
  •       国外から電話をする際は(国番号504)-2236-5511
  • ・公式サイトURL:http://www.hn.emb-japan.go.jp/

地図はこちら

最終更新 : 2016年07月27日

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