横浜 本牧にある三渓園は昼も夜も桜が綺麗♪桜だけじゃない三渓園の魅力まとめ!


横浜は中区の本牧にある三渓園(さんけいえん)は、横浜市内でも指折りの桜の名所として、原三渓(はらさんけい)翁が私財を投じて貴重な建造物を移築保存した庭園として有名です。三渓園の見どころは、桜や建造物だけではありません。四季折々の三渓園の見どころをご紹介します。

1.横浜 本牧にある三渓園

原三渓(はらさんけい)、この三渓(さんけい)はいわば雅号のようなもので、本名は原富太郎と言います。横浜の豪商のもとに婿入りし、横浜市を本拠地としつつ生糸の貿易で莫大な財を築きました。明治・大正時代を代表する実業家の一人です。

三渓園は、実業家として生糸貿易を営んでいた原三渓が、明治になってから失われようとしている京都や鎌倉の歴史的建造物を、三渓園一帯の自宅敷地内に移築保存したのがその始まりです。

原は単に優れた商人であるにとどまらず、自らも茶人であり、書画をたしなみ、画家たちのパトロンであり、美術品の大コレクターでもありました。彼のコレクションには、国宝級の絵画・古建築をも含まれていました。三渓園に公開されている建築も、そのコレクションの一部です。

そして、明治39年(1906年)に無料で開放して開園した庭園です。

三渓園では現在、様々なイベントが行われています。また施設の貸し出しも行われていますよ。一部をのぞき、国指定重要文化財・横浜市有形文化財あるいはそれに準ずる建築物が貸し出され、茶会、句会などの文化的催事、撮影などに利用できますよ。

2.三渓園の魅力

三渓園の魅力は、四季折々の美しい花木と、園内の様々な建物が時の流れによって、自然な形でたたずんでいるよう風景となっている風情の美しさでしょう。 夜も庭園がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

前述の通り、原三渓の蒐集した建築や美術品には国宝級のものもたくさんありました。驚くべきことに、現在三渓園に公開されている古建築のほとんどが、重要文化財です。そしてこれらの重要文化財である古建築は貸し出しもされています。

3.三渓園の見どころ

横浜の大商人である原三渓(はらさんけい)は画家たちのパトロンでもあり、同時に自分でも絵筆をとりました。彼と親交のあった画家、下村 観山(しもむら かんざん)は三渓園の松風閣に、障壁画「四季草花図」を描きました。

残念ながら関東大震災のおり、「四季草花図」は松風閣ごと失われてしまいました。現存していたら、どれほど素晴らしい作品だったでしょう。おそらくは現実の三渓園にも似た美しい四季の自然が描かれていたのではないでしょうか。

その壱. 春は桜

三渓園の春は、やはり桜に始まり桜に終わると言っても過言ではないでしょう。園内一杯に咲き誇る桜の美しさは、日本の春を感じることが出来ましょう。

三渓園の桜は3月の下旬から4月の上旬が見ごろです。特に大池周辺、旧燈明寺本堂(きゅうとうみょうじほんどう)周辺の桜が見事です。燈明寺はかつて京都にあった寺院で、5年がかりで 三渓園に移動・保存されました。

その弐. 夜桜も綺麗です


昼の桜の美しさもさることながら、ライトアップされた建物と夜の桜の美しさは、なお一層の感激が得られることでしょう。毎年開花状況にあわせて、3月下旬~4月上旬にかけて観桜の夕べが行われます。

原三渓とも親交があった日本画家、横山 大観もまた桜を描く名手でした。三渓園は桜ばかりではありません。またユキヤナギも愛らしい姿を見せます。生命力が強そうなヤマブキも。しゃれた姿のシャガも。まさに百花繚乱の様相です。

その参. 初夏のつつじ

桜が終わり4月下旬~5月中旬にかけてはツツジやフジ、5月中旬~6月中旬にはサツキの花を楽しむことが出来ます。新緑の季節に咲く花を楽しむことでステキなひとときが過ごせるでしょう。

三渓園から花が絶えることがありません。フジやサツキも桜と同じく、大池の周辺がきれいです。 春は桜とあいまい、とても美しいでしょうね。赤いツツジの花言葉は「恋の喜び」、白いツツジは「初恋」。どちらも清く華やかな印象があります。

その四. 梅雨時の花菖蒲

5月下旬~6月中旬にかけて、梅雨の季節ともなると、しっとりと雨に濡れた園内と水辺に咲く花菖蒲の花は、風情を感じさせます。花菖蒲だけでなく、6月上旬~下旬はアジサイを楽しむ事ができます。

睡蓮池には、その名前にふさわしく睡蓮の花は開きます。5月から8月まで、つまり初夏から夏の盛りまで、長く楽しむことができますよ。アジサイは旧燈明寺本堂周辺で見られます。

その五. ホタルの夕べ

ちょうど花菖蒲の季節となる6月上旬~中旬には、庭園の奥でホタルが光るようになり、三渓園ではホタルの夕べが開催され、午後8時30分まで入園が出来るようになります(閉園は午後9時)。

花菖蒲は、やはり大池の周辺で開きます。俳句で言えばホタルは夏の季語。 三渓園の風情ある光景は、文学者たちの想像力を刺激し、美しい詩文をいくつも世に出したことでしょう。

その六. 夏の蓮

夏になると、蓮の花が早朝に咲き始めるようになります。7月中旬~8月上旬の土日祝日は、午前6時に開園となり早朝観蓮会が開かれます。

古い寺院の多い蓮と、三渓園の取り合わせはぴったりです。インドやベトナムの国花である蓮は、厳かであると同時にエキゾチックでもあります。8月から9月には、芙蓉も花開きますよ。

その七. 秋の紅葉

三渓園の秋は、紅葉が美しい重要文化財に指定されている聴聞閣や、林洞庵に広がる紅葉いっぱいの散歩道も開放されます。

三渓園の秋の美しさを引き立てるのはイチョウやモミジばかりではありません。ハギやヒガンバナも、秋に情趣を添えています。冬が訪れれば、ウメ、ツバキ、スイセンといった可憐で、凛とした花が開きます。そのうえ雪が、この広大な庭園を彩ります。

その八. 紅葉のライトアップも美しい

紅葉の季節のイベントとして夜間延長開園が行われると、紅葉がライトアップされ、目を見張らせる紅葉と園内の美しさを味わうことが出来るでしょう。


その九. 冬の雪景色

冬の三渓園は、雪が降り園内が雪化粧をすると、山水画の世界に入り込んだような静寂につつまれながらも、時は静かに刻まれて行くことが感じられるでしょう。

その十. 早春の梅

桜の季節はまだ遠くても、梅の花が咲くようになると、三渓園にも春の息吹を感じられるようになります。三渓園は、古くから梅の名所としても知られており、2月上旬~3月中旬には約600本ある白梅・紅梅などが花を咲かせ、それに合わせて観梅会が催されます。

その十一. 三渓記念館

三渓記念館では、原三渓に関する資料やゆかりの作家作品や美術工芸品、臨春閣の障壁画などを展示しています。三渓自身の作品も見ることができますよ。三渓記念館には抹茶処やお土産販売コーナーもあります。
「抹茶処 望塔亭」(10:00~16:00)では抹茶は1服500円。

お菓子は、京都で製造した餡入り落雁が食べられます。お土産コーナーは、行事開催内容などで商品が変わることがありますが、三渓園オリジナル小布や、茶人でもあった三渓がデザインしたふくさなどが販売しています。

4.三渓園に行ってみて


5.三渓園の場所はどこ?

■ 三渓園 基本情報

  • ・名称: 横浜三渓園
  • ・住所: 横浜市中区本牧三之谷58−1
  • ・アクセス: 横浜駅東口 2番乗り場《市バス8・148系統》約35分 本牧三溪園前下車・徒歩5分
  • ・営業時間: 9:00~17:00(行事によって変更あり)
  • ・定休日: 12月29日、30日、31日
  • ・電話番号: 045-621-0635
  • ・料金: 大人500円、こども200円
  • ・所要時間: 2~4時間
  • ・公式サイトURL: http://www.sankeien.or.jp/index.html

というわけで「三渓園(さんけいえん)」の紹介でした。春夏秋冬、どの季節に訪れても美しい園です。また日本の古い建築物、日本美術、そして原三渓(はらさんけい)そのひとのファンにもお勧めです。お正月などイベントも多いですよ。

素材提供:トリップアドバイザー
最終更新 : 2016年05月11日

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