哲学の道を歩こう。春には桜のトンネルが出来る!


哲学の道は、日本の道100選に選ばれている銀閣寺から熊野若王子神社までの小径です。京都の中でも絶好の散策スポットとなっています。春は桜の名所となり、秋は紅葉の名所となります。古くは、哲学者・西田幾多郎が散歩した道としても知られ、季節問わず風情ある雰囲気を味わえるスポットです。京都が誇る自慢のエリアの魅力にせまりましょう!

1.哲学の道のいわれは?

哲学の道は、かつて京都の文人が多く住むようになり「文人の道」と称されていましたが、その後、 西田幾太郎や田辺元など哲学者が散策したことから「哲学の小径」「散策の道」などと呼ばれるようになりやがて「哲学の道」と呼ばれるように至りました

東山のふもとにあり、熊野若王子神社から法然寺、銀閣寺に至る道を、哲学の道といいます。春に見ることができる桜のトンネルや、川面に散り流れる花びらは風情があります。周辺にはカフェや美味しいと評判のお店もあって、京都・東山の観光名所の一つとなっております。

2.哲学の道の魅力

散策に最適なように整備された桜や楓をはじめとした植物、鴨・鯉・鷺などの動物、またそれらを目にすることできる豊かな自然こそ哲学の道の魅力でしょう。

哲学の道と聞いても難しいことを考える必要はありません。近くに世界遺産に指定されている慈照寺や銀閣寺があるので、知らずに通っている人もいるかもしれませんね。

桜や紅葉シーズンには多くの観光客などで賑わいますが、おすすめの散策時間は早朝。人があまり行き来しない哲学の道は思案・思索するにはもってこいの時間となっています。

3.哲学の道の見どころ、オススメ

地元住民の呼びかけによって残された哲学の道には、500本もの桜が植えられた桜並木や四季折々に咲く草花があり、「日本の道100選」に選ばれるだけのものがあります。桜が咲く春や紅葉シーズンの秋には多くの人で賑わう古都・京都。自然を満喫できる素晴らしい哲学の道、その見所をご紹介します。

関雪桜

哲学の道に沿うように植えられた約500本の桜の木は、日本画壇で活躍した橋本関雪とよね夫人が大正12年に寄贈したことが始まりで、氏の名から「関雪桜」と言われています。この桜は美しいだけでなく、感謝の心を忘れないよね夫人の心が詰まった桜なのです。

日本画家、関雪の家計を助けてくれたのが周囲の人々でした。そんな京都の人のために植えられたのがこの桜だったのです。

関雪桜の碑

関雪の旧邸近くには関雪桜の碑があります。この石碑には亡くなったヨネを桜の花にたとえ、“満開になった桜が疎水を流れる頃になると思い出す、最愛の妻はいつまでも忘れられない存在だった”と詠んでいる詩が刻まれています。

紅葉

哲学の道は、春の桜だけでなく、秋の紅葉も遊歩道や琵琶湖疎水を美しく彩ります。ここから少し足を伸ばして安楽寺や法善寺などの有名な紅葉スポットに向かうのもオススメです。

黄昏どきの散策

黄昏どきの移りゆく小径の風情を五感で味わいながらさまざまな想いに耽ることが、思索の道とも呼ばれていた哲学の道らしい一番の過ごし方でしょう。都会の喧騒を忘れ、心を落ち着かせるにはもってこいの場所。

忙しい日常を少しの間忘れて美しい景観を眺めてみませんか?きっと心身ともにリフレッシュできることでしょう。日が落ちる直前の幻想的な風景はまさに一瞬。哲学の道ではそんな貴重な体験もできますよ。ぜひ、昼間だけでなく黄昏時の哲学の道も体験してみてくださいね。

東山 京の景色


哲学の道を銀閣寺から熊野若王子神社に向かって散策すると、左手に東山、右手に京の町の風景を楽しむことが出来ます。夕陽に照らされる東山や京の町の美しさは、思索をしながらの散策でも思わず立ち止まってしまう程でしょう。特に紅葉シーズンには赤や黄色のコントラストが美しい紅葉を楽しむことができます。

ここには京都の紅葉シーズンに外せない絶景ポイントもあります。のんびり散策しながら四季折々、風情ある古都・京都の街並みを眺めるのもオススメです。京都には見どころがたくさんあるので、少し小高いところから眺める街並みの景色もまたいいものですよ。

4.哲学の道 訪問者の声



5.哲学の道 場所


■ 基本情報

  • ・名称: 哲学の道
  • ・場所: 銀閣寺から熊野若王子神社まで
  • ・アクセス: 市バス「銀閣寺」バス停から徒歩すぐ
  • ・オススメの時期: 春(桜の季節)、秋(紅葉の季節)
  • ・参考サイトURL: https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php

6.哲学の道エリアにある素敵なカフェ10選

哲学の道を歩いていると、情緒ある雰囲気に導かれて時の経つのを忘れてしまいます。市街のホテルから歩いた場合、いつの間にか一時間くらい過ぎ、小腹も空いてくるでしょう。いい運動をしたあとは、ゆっくりお茶したり、軽食がおすすめ。ぜひ立ち寄ってほしいカフェを紹介します。

茶房 小径

桜や紅葉の季節だけでなく、オールシーズン観光客が絶えない京都。穴場のスポットはないのではないかと思ってしまうくらいの人気ぶりです。盆地ゆえの蒸し暑さで知られるので、夏休みは比較的待たずに入れる店が少なくありません。

「茶房 小径」は、哲学の道にある和風甘味処風の喫茶店。特に夏は偶然通りかかった人々が、かき氷を求めて入ってきます。一見さんでも入りやすい雰囲気なのです。みるく金時、いちこみるく氷など、京都らしい上品なかき氷が味わえます。わらびもちや茶だんごなどもおすすめ。

■ 基本情報

  • ・名称: 茶房 小径
  • ・住所: 京都府京都市左京区鹿ケ谷上宮ノ前町63
  • ・アクセス:京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で1分
  • ・営業時間: 不明
  • ・定休日: 不明
  • ・電話番号: 075-751-9801
  • ・料金: コーヒー480円など
  • ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26009883/

スイス コーヒー アンド プランツ

2015年4月にオープンした「スイス コーヒー アンド プランツ」。素朴な民家をリノベーションした、クールなギャラリー風の店内は、オシャレなカフェ好きが放っておくわけがありません。

シンプルなインテリアを引き立てる植物たちにも要注目。居心地の良さを高めてくれます。自家製の焼き菓子もこだわりのひとつ。スコーンやチョコレートケーキなど、丁寧に抽出されたコーヒーとよく合うのです。フレンチトーストや自家製ジュースも一度口に入れたら忘れられない味ですよ。

■ 基本情報

  • ・名称: スイス コーヒー アンド プランツ
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺下南田町39-3
  • ・アクセス: 市バス「錦林車庫前」から徒歩約4分
  • ・営業時間:9:00~19:00 
  • ・定休日: 木曜日
  • ・電話番号: 075-761-8118
  • ・料金: 自家焙煎無農薬コーヒー450円など
  • ・公式サイトURL: http://swisscoffeeplants.tumblr.com/

カフェテラッツァ

公式サイトを読めば、お店自ら哲学の道を愛してやまないのが伝わってくる「カフェテラッツァ」。イタリアン系のメニューがメインでありながら、哲学の道のイメージに合うお店作りが素敵なカフェです。テラスでは、愛犬の同伴も可能。ペット連れで旅行を楽しむ人々には助かりますね。

ドリンク類は、ブレンド、エスプレッソ、ココアの他に、京都に来たら必ず飲みたいソーダ入りの冷やしアメもあります。食事は、パスタランチ、ベジタリアンランチなど、ボリュームだけでなく、ヘルシーなメニューを用意。デザートも揃っているため、散策途中にフラッと立ち寄りやすいお店です。

■ 基本情報

  • ・名称: カフェテラッツァ
  • ・住所: 京都府京都市左京区鹿ヶ谷法然院町72
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間: 8:00~20:00
  • ・定休日: なし
  • ・電話番号: 075-751-7931
  • ・料金: コーヒー500円など
  • ・公式サイトURL: http://www.cafeterrazza.com/

甘夏ハウス

「甘夏ハウス」は、町屋の子ども部屋を訪れた気分にさせてくれるカフェ。サブカルチャー系のイベントが数々開催されているように、壁一面の本棚には、ちょっとアクの強い気になる書籍が整然と並んでいます。懐かしいデザインの子ども用家具やおもちゃもディスプレイ。

飲食部門は、喫茶アドココがメインで、火曜日はべジカフェというお店に変身。通常メニューは、ハーブティー、コーヒー、ソフトドリンク、アルコールなど。初めて入っても、畳の上に座れば時の経つのを忘れて、古書コレクションを読みふけってしまいそう。

■ 基本情報

  • ・名称: 甘夏ハウス
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺下南田町68
  • ・アクセス:京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間: 不定
  • ・定休日: 不定休
  • ・電話番号: 050-3694-7272
  • ・料金: 京都スペシャルメニュー1,500円など
  • ・公式サイトURL: http://amanatsuhouse.tumblr.com/

Pomme

ペット連れの旅行がメジャーになってきた昨今。愛犬と同伴できるカフェ情報は貴重です。ここ「Pomme」もテラス席なら、いっしょにワンちゃんとカフェ休憩ができるので、覚えておきたいお店。哲学の道を大切なペットと歩いた思い出に立ち寄りたいスポットなのです。

リンゴを使ったスイーツが揃っており、無添加で作られているのも自慢。リンゴのような赤いアイテムがところどころに置かれていて、テンションが上がります。散歩の疲れもすっかり取れますよ。

■ 基本情報

  • ・名称: Pomme
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺下南田町144
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間: 12:00~17:30
  • ・定休日: 第2・3火曜日、毎週水曜日(祝日の場合は翌日休業)
  • ・電話番号:075-771-9692
  • ・料金: オリジナルアップルティ400円など
  • ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26005934/

バンビ

「バンビ」は、モーニングとしても夜の喫茶としても気軽に入れるため、地元の人々から観光客まで幅広く親しまれてきました。今風の外観と居心地の良いすっきりとしたインテリアは、思わず長居してしまうこと、間違いなしです。

モーニングは、コーヒー、トースト、ゆで玉子、サラダという定番の内容など。観光で訪れても地元民になりきって、楽しみたいメニューです。ホテルの朝食に飽きた時や朝から観光する場合など便利でしょう。他に、パニーニ、ケーキ、ジュースなどもあります。

■ 基本情報

  • ・名称: バンビ
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺石橋町3-1
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間:7:00~20:00 
  • ・定休日: 水曜日
  • ・電話番号: 075-751-9600
  • ・料金: オムライスとコーヒーのセット950円など
  • ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26005247/

アヴァターラ珈琲

半地下にある一見バーのような店内。薄暗く、不揃いで洒落たソファーが並び、整然としたカウンターが目を引きます。実はコーヒーがメインで、カレーやその他の食事も美味いと評判のお店です。10時開店なので、遅めの朝食や早めのランチにも使えます。

こだわりのコーヒーは深煎りの豆と京都の湧水を使用し、じっくりとハンドドリップで抽出。豆の使用量に応じ、15g、20g、30gと3種類から選べるのもこちらの特徴です。焼き菓子やサンドイッチ、ハンバーグ、チキンカリーなどフード系メニューも充実。

■ 基本情報

  • ・名称: アヴァターラ珈琲
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺真如町162-2 平田ビル B1F
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で2分
  • ・営業時間: 10:00~19:00
  • ・定休日: 火曜日
  • ・電話番号:075-762-4888 
  • ・料金: チキンカリー700円など
  • ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26000118/

アッサム

「アッサム」は店名の通り、紅茶専門店です。コンクリート打ちっぱなしのシンプルな建物と、周囲の様々なグリーンが目印。哲学の道にある並木道とまた違う緑ですが、どこか続きのように感じるため、自然と休憩したくなる気持ちになってしまいます。

セイロンやウヴァなどの定番ストレートティーも揃っていますが、アレンジティーにも注目。ホットは、ボンボンミルクティー、スパイシーロイヤルミルクティー、ロシアンティーなど。暑い季節の散歩途中には、ティースカッシュ、アイスシャリマリティーなどがさわやかでおすすめです。

■ 基本情報

  • ・名称: アッサム
  • ・住所: 京都府京都市左京区鹿ケ谷上宮ノ前町53
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で2分
  • ・営業時間: 10:00~19:00
  • ・定休日: 木曜日
  • ・電話番号: 075-751-5539
  • ・料金: アイスロイヤルミルクティ800円など
  • ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26001796/

喫茶 迷子

哲学の道を少し入ったところに佇む歴史のある白い洋館の1F。散策途中にゆっくり休んだり、読書が進んだりしそうな雰囲気の「喫茶 迷子」があります。2Fは有名な「ゴスペル」。店内には、凝った装丁の書籍、絶版になった児童向け探偵小説、映画関連書籍やアンティークが並べられています。

アンティークショップがメインで、その中でコーヒーが飲めるというコンセプトのため、メニューは珈琲500円のみ。それでも、オーナー厳選の魅力的なアンティーク雑貨や古書を眺めながら飲む一杯は格別です。必ず何か買って帰りたくなるでしょう。

■ 基本情報

  • ・名称: 喫茶 迷子
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺上南田町36 GOSPEL. 1F
  • ・アクセス: 京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間: 13:00~21:00
  • ・定休日: 火曜日
  • ・電話番号: 075-771-4434
  • ・料金: 珈琲500円
  • ・公式サイトURL: http://maigobook.tumblr.com/

カカオ マジック

何年くらい前からでしょうか?いかにも京都らしい和風のお店だけでなく、あえて欧米風のショップも増えてきました。「カカオマジック」もそんなお店のひとつ。古き良き街中にヨーロッパ調の雰囲気が意外と溶け込み、新鮮なため、観光客だけでなく、地元の人々からも好評なのです。

「カカオマジック」は、48度以下で全ての作業を行うことで仕上げるローチョコレートの日本初のお店。白砂糖や動物性乳製品も使っていないヴィーガンフードでもあります。通常営業はテイクアウトのみ。期間限定でカフェの営業もあります。メニューはオーガニックドリンクなど。

■ 基本情報

  • ・名称: カカオ マジック
  • ・住所: 京都府京都市左京区浄土寺石橋町41-1
  • ・アクセス:京都市営地下鉄 「蹴上」駅から車で3分
  • ・営業時間: 不定期営業、詳しい営業日については公式サイトを参照のこと
  • ・定休日: 不定休
  • ・電話番号: 075-757-8914
  • ・料金:  ホットショコラ650円など
  • ・公式サイトURL: http://www.cacaomagic.com/

哲学の道、その魅力を伝えることはできましたでしょうか?散策をしながら桜や紅葉の観賞に浸ることができる京都屈指の穴場スポットですよ。桜や紅葉のシーズンだけでなく、一年中楽しめるスポットです。著名な哲学者が実際散策していた道なので、観光で散歩しただけでもちょっと頭がよくなった気分にもなれそうです。周辺には素敵なカフェも数多く揃っています。ぜひ立ち寄ってくださいね。
最終更新 : 2016年06月14日

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