日本最南端の島。波照間島の魅力に迫る!

赤道付近に位置する日本最南端の波照間島は、日本で南十字星を観測できる稀有な島です。
この島では、昔ながらの家屋やどこまでも広がるさとうきび畑を眺めることができます。
ゆったり流れる時間に身を任せ、浜辺や海を見ながらのんびりしたい方におすすめの島です。

1.波照間島の概要

波照間島は、北緯24度2分25秒、東経123度47分16に浮かび、八重山諸島に属しています。この島には名石、冨嘉、前、南、北と5つの集落がありますが、これらは島の中央にかたまっており、おおよそ267世帯544人の人々が生活を営んでいます。

八重山の方言では「ベスマ」と呼ばれている波照間島ですが、その名前の由来は色々あり、「果てのうるま(意味は琉球、又はサンゴ礁の意)」に当て字をして波照間となったという説と、台湾のアミ族の言語であるアミ語の「ボトル」(沖の島)と呼ぶことに由来したのではないかと言われており、今もなお解釈のベールに包まれているところもこの島の魅力と言えるでしょう。

気候は亜熱帯性気候で一年を通じて気温差は少なく温暖で那覇よりも0.7度ほど高く、冬でもTシャツでしのげる日もあるほどです。また日照時間も長く他の沖縄諸島より晴れる確立も高いのですが、降雨量は他の島よりも少ないのが波照間島の天候の特徴です。

2.観光スポット

(1) 高那崎

波照間島の南東部にあり、民間人が訪れることの出来る日本で一番の南に位置する岬です。

突端には日本最南端と書かれた石碑がありますが、これは1970年、北海道から日本縦断旅行を敢行した一般学生がアルバイト費用を投じて建てられた記念碑で、表裏両面に『最南端之碑』と刻まれています。

この石碑にたどり着くまでには二匹の蛇が絡み合う形の道を歩いていくことになりますが、この入り口は日本全国から集められた無数の石で彩られており、自身の出身地の石を探すのもまた一興です。

■ 基本情報

  • ・名称: 高那崎
  • ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町波照間


(2) 波照間島星空観測タワー

1994年に開館した、プラネタリウムも併設している波照間島最南端にある公開天文台です。
波照間島は、日本最南端の島であると同時に、日本で一番星がよく見える場所として知られています。
人工の明かりが少なく、ジェット気流の影響もほとんど受けない為、降り注ぐほどの満天の星空を目の当たりにすることでしょう。

また、晴れた日に限りますが日本で唯一南十字星を見ることができる場所としても知られており、4月から6月にかけての夜間に南十字星の全体を見ることができるのが波照間島星空観測タワーの目玉となっています。

■ 基本情報

  • ・名称: 波照間島星空観測タワー
  • ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町字波照間3905-1
  • ・営業時間: (通年) 9:00~12:00 / 13:00~17:00
  •                 (4月~10月) 17:00~22:00
  •         (11月~3月) 18:00~21:00
  • ・定休日: 毎週月曜日、年末年始
  • ・電話番号: 0980-85-8112
  • ・料金: [個人] 大人400円 / 小人200円
              [団体] 大人300円 / 小人100円
  • ・公式サイトURL: http://haterumajima-hosizora.jp/index.shtml


(3) ニシハマビーチ

波照間港の西にある製糖工場の間に位置する、自然のまま残るビーチです。
昼間に見る海の碧さと、夕暮れ時に見る茜色の海はため息を漏らすほど広大な美しさを見せ付けます。

地元の人に「ハテルマブルー」と親しまれ慈しまれ続けるこの海は、八重山で一番の透明さを誇ります。

余談ですが、ニシハマビーチは漢字で表記すると「北浜ビーチ」となりますが、これは八重山での方位の呼び方が「アール(東)」「イール(西)」「ハイ(南)」「ニシ(北)」となっているためです。


3.島の名産品

(1) 泡波

沖縄を代表するお酒といえば泡盛でその種類は無数あり、今や全国区に愛されています。
そんな沖縄の名産品の希少価値ともいえる銘柄「泡波」は、ここ波照間島で製造されています。

泡波を作っているのは、「波照間酒造」というご夫婦で営まれている酒造所で、島で暮らす人々が飲む分ほどの生産量であるため、『幻の泡盛』と呼ばれるようになったとのこと。

泡波をお土産に買うのであれば、波照間島にある売店で入手するか、波照間港のターミナルの売店でTシャツと波照間黒糖とセットになって売られている300ml入りを入手するか、どちらかになります。また、フェリーターミナルの売店「海畑(イノー)」で300円で飲むこともできます。

■ 基本情報

  • ・名称: 海畑(イノー)
  • ・住所: 波照間港船客ターミナル内
  • ・営業時間: 10:30~20:00
  • ・定休日: 月曜日
  • ・電話番号: 0980-85-8325

(2) 波照間黒糖

さとうきびの生産地として知られる沖縄ですが、その中でも波照間産のさとうきびは特に甘みがあって良質と言われています。そんな厳選されたさとうきびからなる波照間黒糖は、まさにほっぺたが落ちるほど甘くて美味しい物なのです。

素朴な味の中に調和する濃密な黒蜜の甘さやすっきりとした後味の黒糖は、コーヒーやお茶請だけではなく、黒色を避けたい料理以外の砂糖に使っているという人もいるほど。
値段は200gで200円。一般の黒糖に比べれば確かに高いかもしれません。ですが、この味を一度知ってしまうと、和菓子や洋菓子を買うよりもずっと舌もお財布も経済的であると知ることでしょう。

この黒糖は、島のお店やフェリーターミナルの土産物屋で手軽に入手することができます。

また、それだけでは物足りないと感じる方は、仲底商店の波照間産黒糖のみで作られた手作りアイスクリームがあるのでそちらも食べてみてはいかがでしょうか?

■ 基本情報

  • ・名称: 仲底商店 shop+café
  • ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町字波照間85(民宿星空荘、食堂たかなのとなり)
  • ・営業時間: 9:00~13:00 / 15:00~19:00(変動あり)
  • ・電話番号: 0980-85-8130
  • ・公式サイトURL: http://nakasoko.com/

4.波照間島へのアクセス方法

かつて波照間島には波照間空港がありましたが、そちらは現在閉鎖中ですので、船便のみのアクセスとなります。石垣島から高速船が出ていて、所要時間は約1時間です。

黒島を越えたあたりから潮の流れの関係で揺れが激しくなりますので、乗り物酔いをされる方は十分な注意が必要です。又、他の離島の便と比べて荒天時の際の運休頻度は高くなっています。天気予報で情報を集めるなどして、万全のプランを持って行くようにしましょう。

■ 基本情報



一度訪れると、その海と星空の美しさに魅入られ、再訪する方も多いと言われる波照間島。
石垣島を訪れた際には、あわせて足を運んで頂きたい最南端の有人島です。
最終更新 : 2015年02月13日

スポンサーリンク

この記事に関係する地域

波照間島 

この記事に関係する旅の目的

ビーチ 

この記事を見た人にオススメの記事